津田BLOG

株式会社エボリューシュン 津田龍春のブログです。 エコンサル業(エコロジー×エコノミー×コンサルティング)しています。 電気代など光熱費を中心とした固定費の削減方法と、 1円も手出しなくできる節約方法を発信しています。 具体的には、 電気契約の種類、加入の方法、各市町村の補助金制度のご提案。 その他、太陽光発電システム、エコキュート、電気温水器、IHクッキングヒーター等の、工事、アフターメンテナンスまでを【山口県内限定】で承っています。 なんでこんなに電気代、ガス代が高いんだ~?って思ったら相談ください。 山口市宮野生まれ、宮野小学校→宮野中学校→山口高校普通科入学も一年の夏休みでほっかほっか亭のアルバイトにはまって2学期から登校せずそのまま通信制に転籍、途中で通わなくなり、やっと卒業した時には28歳でした。1976年辰年生まれです。 これからもずっと山口にいます。 『縁と笑顔を大切に』がモットーです。 ※おことわり 一部個人的な考えと感想です。 ご意見大歓迎です! 問題のある表現は修正いたします。

エナジー通信

株式会社とれとれ市場 辻野社長 インタビュー エナジー通信 津田が聞く 後編

とれとれ市場の辻野社長にインタビュー!
前回からの続きです。圧倒的な安さの秘密に迫ります!


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辻野社長:そうそう。それと安さの秘密なんですけどね、

私は安く売るというのは店側の使命だと思うんです。

それは各スーパーさんやってらっしゃると思うんですが、

特にうちが安く売れる仕組みっていうのがあるんですね。

これは反面、お客さんに迷惑かける部分もあるんですけど。


まず閉店時間が
19時なんです。9時半から19時。

その時間に来れないお客さんにとっては非常に不便な店なんです。

日曜祭日が休み。これも不便な店です。

その代わりに、開いている時間には安くていい商品を提供する。


よく市場が休んでるから店が休みって言いますけどその通りなんです。

うちの場合は売り切れ御免スタイルのお店なんです。


朝仕入れてその日のうちに完売するので、ロス率っていうのが凄く低いんです。


他のスーパーさんは長時間営業しているし
365日年中無休でしょ。


商品を切らすっていうのがご法度なんです。だから余分に仕入れる。

その分は鮮度が落ちちゃって、最終的に廃棄する。これがロスなんです。

他のスーパーさんは原価があって売価がある。

そこが店の儲けになるわけなんです。ロスの部分も
売価に入れてるんです。


100
円で仕入れたものを150円で売るわけです。


うちの場合は
100円で仕入れたものを120円で売る。


30
円の差は何かっていうと、ロス。ロスなんですよ。


あらかじめロスが出ないっていう設定でやってますから、低い売価で商売する。


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それと市場との交渉ですかね。うちの場合はバーンと大量買いしますから。

市場に行くとね、農産物なんか量が多いものは相場がガンっと下がるんです。

安くてもいらない、売れ残る商品があるんです。

そういう時に市場の仲買さんから、新鮮市場さんこれ全部買ってくださいよと。

安くするからと大量契約する。



キャベツなんか
10円の時もあるわけですよ。昨日は100円だったものが。



10
円の時には・・・10円で売ったりするんですよ。儲けゼロです(笑

 

津田10円の物を11円にしてもあまり意味がなかったりしますね。

 

辻野社長:それとか10円の時に8円で売ったりするんですよ。

赤字だったら成り立っていかないじゃないかって言われるんですけど店っていうのは商品たくさんありますよね。

だから平均で取れればいい。

うちの場合は売価が低くても良い、儲けが薄くても良いのでたくさん売る。採算が取れるんですよ。

圧倒的にそういう手法で商売しているから、新鮮市場さんは他所の店より
23割安い。

もしくは半額位だね、と言われます。

 

 

津田:圧倒的、ですね。そしてロスを無くすって大切ですね。

私も小さいですけど会社を経営していますので感じたのが、

資金、仕入れのお金っていうのは会社のエネルギーですけど、

それがロスがないということは全部のエネルギーが有効にお客さんに届いているということですよね。

 



辻野社長:
そうですね。まだまだ安く売る努力をしています。

チラシもうちはカラー刷のチラシ入れてません。

チラシ代って結構高いんですよ。

お客さんの案内には必要なんですけど、

無駄な経費をかけて高いチラシを入れて、

それも店側の経費になるので、売価に乗っかっちゃうんですよね。

それは排除しようと。安く売るために無駄な経費は下げようと。

そういう努力を全てにおいてしています。

小さな話ですがコピーの裏紙も使っていますし、

それこそ津田さんがされてる省エネもやってますよ。


そうでないとお客さんに安く売れないですから。

当然ながら店として、会社として必要なお金は要りますから、その分は最低限頂戴しなければならないですけど。

それ以外の物については要らないと思うんですよ。

それがやっぱり安く売れてる秘訣かなと。

それを続けなきゃいけないなと思っています。

 
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津田:大事なものをしっかり確認して、そこに特化、集中されてるんですね。

 

辻野社長:お客さんにとって何が得か、良いのかっていうのを考えている。

チラシなんて極端な話無くても良いんじゃないかと思ってます。

毎日安けりゃお客さんは来られるわけですし。

チラシっていうのは紙くずになっちゃうし、ゴミにもなっちゃう。

本当は私はチラシゼロを実現したいなと思ったんですけどね。

でもだいぶ減りましたね。昔は月に
6回打ってました。

2回くらいですよ。3分の1にしました。

それでも毎日のお客さんの数は変わらないし。

結果それが良かったと思うんです。

お客さんが求めているのはチラシじゃなくて商品の安さだと思うんです。


チラシ代を安さに替えてあげたんです。


お客さんが喜ばれる方へ変えたんです。


そこをずっと徹底していますね。

 



津田:このビジョンと経営理念はいつもお持ちになってるんですか?

 


辻野社長:
私は頭に入ってますから(笑

 



津田:大変失礼致しました(笑

 


辻野社長:
これは毎日朝礼でみんなで唱和しているんです。



これをずうっとみんなが頭に入れておけば、おのずと日々の行動に繋がってきますから。

でないとついつい忘れちゃうんですよね。


特に訴えたいのはあり続けること。

続けていくことの難しさを感じていますからね。

津田さんもご存じのように地方のスーパーさんはどんどん縮小しているでしょう?

どんどん大手に変わってるじゃないですか。

その環境の中にあってね、将来的に続けていくっていうのが非常に難しくなってくるので。


続けていくには店としては努力が必要であって、大事な理念というのは崩しちゃならない部分だと思うんですね。


まだまだ地方のスーパーもやり方によっては繁盛していけると思うんですよ。


お客さん全員が大手スーパーさんばっかり求めるわけじゃないと思うんです。

地方は地方のスーパーの良さがあると思うし、

新鮮市場は新鮮市場なりの良さがあると思うんです。

それを続けていきたいなと思ってます。

 

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津田:しっかり向き合うこと、ですよね。

支持してくださっているお客さんにとっては、

その店舗があり続けることが一番大事ですよね。

 
 


辻野社長:
そうですね。私もスーパー業、実際社長をやって20年も経ってないんですよね。

だからまあ苦労もありましたし、なかなか自分の思うやり方がお客さんに通用しないという苦渋の時期もありましたから。

でもずうっとこう考えてみたら答えはお客さんにしかなかったんです。

綺麗なスーパー見に行ったりして真似たところでそれは真似だけであって敵わないんですね。

独自のものを産み出さないとお客さんに支持されないということが痛いほど解りましたから。

そこのところは常に大事にしています。

 


津田:転機になった出来事はありますか?

 

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辻野社長:
ありましたよ。

私は大阪でサラリーマン
13年やっていました。

父親が宮野の新橋で津田さんもご存じの辻野ストアーってお店をしていまして私もその家で育ちました。

商売屋の長男だったので山口には帰ってくるっていうのは頭にあったんですよ。

今から
19年前、平成8年に家族を連れて帰ってきて、父親が社長で、私が店長でまさにここの場所です。

今の会社のとれとれ市場という屋号でスーパー始めたんです。


ところが辻野ストアーから箱が大きくなっただけで、中身は変わらないんですよ。

どういうことかっていうと、個人商店でもないし、スーパーでもないしお客様に支持される部分に限界があったっていうか。


本当に売れなかったですね。


しょっちゅう父親と喧嘩していましたね。


こんなもの仕入れてくるから売れんとか。

鮮度の良い安いの仕入れてくれとか。


お前は商売のこと分からないから黙っとれって感じでしょう。


平成
9年にオープンしたんですけどね。

2
年間とれとれ市場の屋号で商売していて、毎月赤字が累積していくんですよ。

この店も借金で建ってましたからね。こりゃ会社潰れるぞってね。

ある日私が九州の熊本に繁盛店が有るっていうことで、新鮮市場っていう店を見に行ってね。

店は小さいけど朝から行列できるし大繁盛の店なんですよ。


目からうろこって言うんですかね。


これだ!って思って喜び勇んで山口帰ってきて父親を説得したけど、うんって言いませんでしたね。



そう言わずに一緒に見学に行こうと、もう一回行って、その時に母親もついて来て見に行ったんですよ。


母親はやっぱり、ああ良い店だねと支持してくれたんですけど父親は相変わらずそっぽ向いちゃってて。


自分は創業者でやってきたという自負があるわけですよ。


でも息子は何も知らんし、どうせ騙されてやるんだろうって心配事もあったと思うんです。


それを押し切って
2年後に新鮮市場って屋号も付け替えて全面改装したんです。


その時には負債もあったし、新鮮市場するには全部内装も変えないといけなかったし、冷蔵庫も全部捨てちゃって新しいの入れて。

ダブルの投資ですよ(笑。

これ駄目だったら会社無くなってたんですけどね。そこからですね。


でもなかなかね、新鮮市場にしたけど、その頃も新鮮市場というスタイルの店が山口県に無かったですからお客さん知らないんですよ。


日曜日が休み?生意気な店だってね。


安く売ってるけど大丈夫なの?とかいろんな事言われましたよ。



軌道に乗り始めたのはそれから
5年後くらいです。

平成
16年くらいかな。やっと損益トントンくらいになって、それで今度は湯田店です。

平成
17年にね。私は宮野店やっててね、

もっと駐車場があればいいのにとか、

もう少し店舗が大きかったら良いのにとか理想像があったんですよ。


それを
2号店で私はやりたかった。


お金がなかったけど金融機関に了解してもらって出店出来たんですよ。

それが大きな転機ですね。

やっぱり予想通りで、最初こそ悪かったですけど
1年経たないうちに売上ダントツで上がってきて、

やっぱり新鮮市場間違ってなかったと。

産みの苦しみはありましたね。本当に。つい最近の事ですよ。

 
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津田:でもそれもお客さんの支持ですよね。

 


辻野社長:
そうですね。

 


津田
5年間という期間で徐々に赤字から黒字になられたと思うんですが。

 

辻野社長:修羅場は有りましたよ。本当に生々しい話だけど、

津田さんも経営者だから分かると思うけどね、資金繰りですよ。

それこそ社員の給料が払えないと大変なことになりますから。

それ以上に仕入れの資金が(笑。月末になると本当に胃が痛かった。

それが
5年くらい続きましたね。

そういうピンチも知っていますし、

そこには戻りたくないというのが怖い様に有りますから。

自分達のお金全部吐き出しちゃって、それこそ生命保険までですね。

一銭もなくなってゼロになった時に腹括っちゃった。


なんとかなる! 


そういうことも有りました。なんとかなるなって思いました。

ピンチなんて。商売に向き合っていればいいと思うんですよ。

 


津田:とことん向き合うがやっぱりキーワードになりますね。


 

辻野社長:いろんなことありますよ。

大きい会社の社長さんでも順調に来たわけじゃないと思うんでね。

ピンチの時もあったと思うし。

それを乗り越えて来られたんじゃないですかね。

最初からドーンと行く会社なんてないですよ。

 


津田
:そうですよね。なんだか元気になりました(笑。


次は私たちの仕事でもあるのでお聞きしたいのですが、

今取り組まれている省エネや節電はありますか? 

 



辻野社長:
一応全部やっているつもりなんですよ。

ここもですが蛍光灯を全店舗
LEDに交換しました。

冷蔵庫も省エネタイプにして、デマンドコントロールもしています。

それで電気代が
1割下がりました。

年間で
4000万位電気代払ってたんですよ。1割大きいでしょう?

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津田:大きいです!! 本当に大きいですね。


 

辻野社長:経費削減出来ましたね。それでお客さんに安くも出来ますしね。


津田:継続的にが大きいですね。


 

辻野社長:そうですね。


 

津田:ご家庭と一緒にしたら失礼かもしれないんですけど、

毎月の固定経費が下がると皆さん金額以上に精神的なものが凄く大きいと言われるんですが、

辻野社長もありますか?

もちろん浮いた分をよりお安く、お客さんの満足度に使えるっていう部分が大きいと思うんですが。

 

 

辻野社長:それはやっぱり精神的な部分は大きいですよ。

毎月要る経費が安くなるんですからそれほど嬉しいことはないですよ。

たくさん経費有りますけど、経費の中で削ってはいけないのが人件費なんですよ。

これは毎年上げていかないといけない。

それ以外の経費は下げないと。

経費の中で電気代が大きい割合を占めているでしょう?通信は知れているし。



一般家庭でもそうじゃないですかね。ガス代もしかり、光熱費っていうのはそうですよね。

その負担が減っていくというっていうのは嬉しいことですよね。

津田さんがやってらっしゃる仕事は生活に繋がるわけですから喜ばれる仕事じゃないですかね。

我々も食材は毎日じゃないですか。

お客さんの食卓を充実させたいという使命感があって、

少しでもお役にたてればという思いはあります。


人様に役立つ仕事でないと私はダメだと思いますよ。


スーパーもたくさん有ってお客さんに役立たない店は無くなっちゃいますよね。


役立つためにはどうしたら良いか、考えたらおのずと答えが出てくる。




太陽光とか省エネも今から必要だと思いますよ。



原発問題もあるしね。


我々と同じく一番生活に密着している部分じゃないですかね。

 


津田:ありがとうございます。しっかり向き合っていきます!


今回はお忙しい中、本当にありがとうございます。


そんななか、なぜお引き受けいただけたのでしょうか?




辻野社長:津田さんが真面目にやってらっしゃるしね。

それと西京銀行の支店長からもね、この間ちらっと津田さんの話が出てね、

凄く真面目にやってるって仰ってましたからね。

若いのに真面目にやっていると。見習わないといけないなと思って。

 
 

津田:ありがとうございます!!! 恐縮です(笑


それではこれからの会社と社長の夢と目標を教えてください。


 

辻野社長:今4つ店があるんですね。

私は山口市内は
4つで充分だと思うんですよ。

強いて出すとしたら小郡があるんですけど、

エリア的には充分カバー出来ているのでこの
4つのお店を充実させて、

要するに地域で一番にしたいんです。

まだまだ不足してますから底上げをしていって、

本当に新鮮市場が有って良かった言える位に育てて行きたいです。

それと私には跡継ぎの息子がいるんですが今熊本のスーパーに
2年の修行に行ってます。

今年の夏に帰ってくるのでしっかりバトンタッチして、

55歳ですが早ければ60歳位には渡したいなと思っているのであと5年やって、

私は退いて好きな旅行をしたいなと(笑。

美味しい物を食べたいなと(笑。



 

津田:今まで随分走ってこられたので(笑 

事業継承ですね。



 

辻野社長:なかなか商売していると休めないんですよ。

今でこそ日曜日は店が閉まっているから一息とれるんですけどね。

でも経営している以上は休まらないですね。

それこそもう信用して預ける。そしてフリーになりたいなと。

当然、預けたとしても会社には残りますけど大事な部分は預けるので、

さっき言いましたように
60でバトンタッチ出来ればいいなと思って。

10
年くらいは自由に時間が使えればなと思います。

そうじゃないとね、人生設計もあるしね。

いろんな人に言われるんですよ。出店しませんかとかね。

それよりも今が大事かなと。まだまだ私より先輩の経営者がね、行くぞ行くぞと方もいらっしゃるけどね。

今のお客さんを大事にしながら足元を固めていきたいですね。。

 
 

津田:やはり山口市外への出店の構想はないのですか?


 

辻野社長:市外は目が届かないし、それこそ人が一番なのに人がまだ育ちきってないし、

今はまだ直ぐ出られる状態じゃないですね。

ただこれから息子の代になれば分からないけどね。

息子が決めることなので。



ただ今のクオリティ、パフォーマンスを保てなければ出店しても失敗すると思うので。

出店する限りはその地域の方に喜んでもらえる店でないと繁盛しないと思うので。

それには相当努力がいるんですよね。

ひな形が決まって金太郎飴のように出せるような店舗じゃないですから。

それがうちの多店舗展開の難しさがあるんです。

本当に喜んでいただけるのであれば、出店すべきところに出店します。

中市商店街のお店もそうでした。

 


津田:お願いされたとお聞きしてます(笑

 



辻野社長:
あそこも赤字出るのは目に見えてたからね。

ただあの辺はお店がなかったし、うちが手を挙げなければ出るところがなかったですからね。

まあそれは地元ですからね。

 


津田:必要とされて、ですね。


 

辻野社長:そうですね。やっぱり必要とされるっていう部分が大事かなと。

 


津田
:凄いです!

 


では最後に、エナジー通信読者へ一言お願いします。

 


辻野社長:
新鮮市場というお店がありますから、みなさんぜひ来てください。

今からも頑張っていきます!と。

 


津田:今日は本当にありがとうございました。


 

辻野社長:ありがとうございました。

 

221122112

平成
2723

新鮮市場宮野店 株式会社とれとれ市場オフィスにて。

 

 

 

 

 

 

 

辻野社長

 

本当にありがとうございました。

いただいた言葉を大切に、お客様としっかり向き合っていきます。

 

株式会社エボリューシュン 津田龍春





今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。




エボリューシュンのお客様へ2ヵ月毎にお送りしているニュースレターエナジー通信でも掲載しましたのでこちらもぜひご覧ください。




次回津田ブログは、来月からの電力自由化の前に、絶対にしておかなければならないこと、をお伝えします!
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株式会社とれとれ市場 辻野社長 インタビュー エナジー通信 津田が聞く 

みなさんこんにちは。

昨年になりますが、私の生まれ育った山口市宮野の大先輩、辻野英通社長にインタビューしてきました。

山口市内でスーパーマーケット「新鮮市場」を4店舗経営されています。

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写真をクリックすると大きくなります。

山口市宮野 新鮮市場1号店
国道9号線沿い、山口市「スポーツの森」の入り口にあります。
他、テナントにお酒のディスカウント店「太陽」さんもあります。

私も良く行くのですが、品質と鮮度は当然ながら、びっくりするくらい安い!

そして朝、行列が凄い!!!

昨年、日本テレビの『幸せ!ボンビーガール』の取材も受けたそうです。

おそらく山口市内で新鮮市場を知らない人はいないでしょう。

今回はその秘密をしっかり聞いてきました! 




 


津田:辻野社長、今日は宜しくお願いします。

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辻野社長:
宜しくお願いします。津田さんね、これがうちのビジョンと経営理念なんですよ。

 

津田:ありがとうございます! 

 

辻野社長:ビジョンっていうのが要するに柱になるもので、書いてあるように、

「あり続けること」と下にライン引いています。

今、大手スーパーさんが地方にもどんどん入ってきていますよね。

あり続けることの難しさが日々厳しくなってきている。

そんな中、地域の皆さんに、

「新鮮市場が有って良かった」って言われる部分を大事にして、

役に立ち続けたいというのが願いなんですよ。


その為には会社として努力する部分が必要になってくるので、

そういう意味では経営理念が大事になんです。

3
つあるんですけどね。

まずは地域の方の、お客さんの役に立つお店でなければならない。

でなければ店の存在意味もないと思うので。

スーパーっていうのは毎日の買い物ですよね。

食材をお客さんに安心して買っていただけるっていう部分を使命感を持ってやっていくのがまず第一かなと。

役に立たない店って極端に言えば無くなっちゃいますよね。

だからお客さんにとって役に立つ店でなければならない。

それがまず第一番なんです。

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第二番がそこに書いてあるうちの柱なんです。

品質、鮮度、安さと
3つありますけど、

品質っていうのは簡単に言うと美味しさだと思うんですよね。


あと鮮度っていうのは当然いわゆる新鮮さ、新しい物。

3つめは安さ。

この
3つを大事にしながらやってきてます。


商売やってる以上は、やっぱりお客さんに満足してもらう。


「買ってよかった」という部分がないと、会社にも利益が生まれない。


そのために店側も努力をしていく。

最終的にはお客さんに満足していただいた部分が満足度として返ってくる。

それが企業、しいては従業員の幸せにつながってくるんだよと。

この3つを大事にしてます。


往々にしてね、この3つのどれが書けてもだめだと思うんですよ。


安さばっかり追及するが為に、品質、鮮度を落としても駄目だしね。

この
3つが整った時に初めてお客さんに満足していただける。そう思います。

 
 

津田:大変良く分かりました。この3つですね。

でもこの3つのバランスってすごく難しいと思うんですが?

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辻野社長:難しいですね。

仕入れに関しては各チーフが仕入れに行っているんですけどね、

市場に行っていい商品を買ってくる。これ目利きがないとダメなんですね。

やっぱり経験が必要なので、日々自分で努力して、お客さんと向き合って、たまに失敗しちゃうこともあるんですよ。

良かれと思って仕入れたが失敗した。実際には良くなかったと。

でも反省を次の仕入れに生かせる。という努力をしていっているし。

まあ失敗の連続ですよ。

でもお客さんと向き合わないと良い答えは出てきませんから。

スーパーってセルフじゃないですか?

付きっきりというわけじゃないんですけど、うちの場合は極力お客さんと接点を持ってお客さんの声を聞くという努力をしています。

じゃないとお店っていうのは進化していかないと思うんですよ。

ついついその辺をさぼっちゃうと自分勝手な店になっちゃうので、そのうちお客さんが離れていく。

それが一番問題で。とにかく、目利きの部分を養うことと、お客さんと向き合う、答えを聞く。

すると次に生かせる。この繰り返しなんです。


各チーフいますけど、1日や2日で育てる訳にはいかないんです。こればっかりは。

大手チェーンストアみたいにね、マニュアルがあって、極端に言えば誰でもできると、いうものでもないんですよね。

だから自分で体験してもらう、失敗があって教える。この繰り返しなんで。

だからうちの店は多店舗展開できないんです。


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山口市 湯田店 新鮮市場2号店
1号店よりも売り場面積がさらに広く、
生鮮食品はもちろん他の食品も充実した売り場になっている。



津田:人材育成が要ということですね。

 

辻野社長:そうですそうです。私も山口市内で商売していますけど、よく出店の話もいただくんですけどね。

人が育たない限りは絶対に出店はしませんと。


まず第一に考えているのは、地元の山口でしっかりやれない限りは外に出るつもりはありません。

世間で言えばどんどんどんどん出店して売り上げを求められる経営者もいますけど、私はそこを求めてないんですよ。

地元にいる限りは、地元のお客様に可愛がっていただいてどの店舗も各地域の一番店でありたいと。

 


津田:規模や仕組みでなく、人だということですね。

でも向き合って、ニーズを探していく、答えを探していくというのはしんどいですよね?


 

辻野社長:そうなんですよ。ただね、結果は早いですよ。

毎日の買い物でしょう?売れないものはお客さんが買わないんですよ。

だから答えがすぐ出るんですよ。

飛ぶように売れる商品っていうのはやっぱりお客さんに支持してもらっている。凄く結果が早いんです。

これが商売をやっている醍醐味だと思うんですね。

市場に行ってね、物を仕入れてね、お客さんに今日はこれだ!って出すわけじゃないですか?

それが売れていく姿が楽しいしね。仕事やってきて良かったなってね。


売れない時にはそこに売れない理由があって、鮮度が悪いのか、品質が悪いのか、値段が高いのか、量が多いのか。

勝負が早いので毎日やりがいがあると思いますよ。

市場に行って、今日一日はこれでいくぞって仕入れて、夕方完売している時の喜び。

失敗も有るけどね(笑。これの繰り返しなんです。

 


津田ホームページから求人も拝見したのですが、

目利き、仕入れ値から売値まで担当者に裁量を任されているんですね。


 

辻野社長:そうですね。スーパーじゃ珍しいと思いますよ。

普通のスーパーやコンビニっていうのは本部で一括購入して、各店舗に配送掛けて、

値段も本部指導で決めちゃうんですね。コンビニなんてまさにそうです。

ですが、うちはそうじゃなくて各店舗毎にバイヤーがいて、店長がいて、

青果担当、鮮魚担当、精肉担当がいて各々に仕入れ権限を渡しているんです。

だから何を仕入れてもいい。お客さんに喜んでもらえるものを仕入れなさいと。

まあその理念にかなったものですね。

その裁量を全部預けているので「さすがに社長さん、全部預けるのは不安じゃないですか?」って言われたりします。

昔はそうでした。口出ししてましたね。ちょっと高いな、とかね。

でも最近は一切口を出さないんですよ。

でもそれがやりがいにつながっているのかなと感じています。

 
 

津田:私が普段他のお店で買い物をしていても、

お客さんと向き合っているようなお店、

向き合ってらっしゃる店員さんって凄く少ないように感じます。

でも新鮮市場さんは裁量を任せてられている。だから向き合うようになる。

もちろん責任も生じるでしょうが、そこが違いなのかなと感じました。

 
 

辻野社長:まさにそこの部分だと思いますよ。

自分で仕入れた商品に対して責任があるから、やっぱり最終的にお客さんに密着できているのではないかと思います。

これが右から左で本部から押し付けられた商品であればそこまで熱が入らないと思うんですね。

まさにそこがうちの真骨頂かなと。

 
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山口市大内 新鮮市場3号店

売り場面積が一番大きい店舗です。大内商業地域内に立地しており、広い駐車場も完備。
快適にお買い物出来る店舗です。

 
 

津田:以前から気になっていたのですが、新鮮市場さんはフェイスブックをされていますよね。

他にそんなスーパーって無いんじゃないかと思うんです。

それにあれだけ頻繁に更新されるのは大変だと思います。

始められたきっかけと、更新はどうされているか教えてください。

 
 

辻野社長:フェイスブックは2年前に始めたんですね。

実際どれだけ商売に繋がっているかは疑問なんですが、見てらっしゃるユーザーもいらっしゃるし。

自分達の店は今日こうですよと。今日はこれがおすすめですよと、発信したいというか。

それが今まで手段がなかったんです。公に発信できるっていう部分で。

フェイスブックは社員が進んでやってくれますね。私は一切やれとか言ってないんですよ。

情報までは私がつかんできますが、最終的には全て社員に判断させるんです。

こういうのあるけどやってみるかと教えて、社員がこれは絶対お店の
PRになるなと思って、

「やらせてください」と、自分で言った時に、じゃあやりなさいと。

自分主導で全部やっています。
 

フェイスブックで一番良いのはタイムリーに出来ることなんですね。

チラシなんかは締切があってあんまりホットな情報はお伝えできないんですね。

フェイスブックであれば市場に行って仕入れた商品をそのまま載せられる。それが一番なんですね。
 

 新鮮市場 FB
 





 
 

津田:私も良くお店の投稿を拝見するのですが、記事から鮮度が伝わってきます。

今日仕入れたこれが○○円です!って見ると行きたくなりますね。しかも凄く安い!



辻野社長:お客さんが欲しい情報はそこじゃないかなと思うんですよ。

例えば砂糖が安い、油が安いっていうことじゃなくて、

毎日食べるもの、生鮮食品ですよね。

市場に出る商品は毎日変わりますからね。

お買い得商品も毎日変わるんですよね。

そういった情報をタイムリーに伝える為に考えついたのがフェイスブックですよね。

 
 

津田:市場に行ったりお店に行ったりしないと入らない情報が、

パッと画像付きで鮮度と値段が伝わる。

そこに仕入れた方の想いが乗っかってくるのが凄く良いなと感じます。

 

辻野社長:そうなんですよね。ただまあ課題も出てきますけどね。

やっぱり高齢者の方にとってはなかなか難しいじゃないですか。その情報に触れるのが。

私も個人でフェイスブックやっていますが実は投稿の仕方知らないんです(笑。

見て情報を貰うばっかりなんですけどね。


それとうちが一番特徴的なのが、朝から行列が出来るっていうところが一つ。

 
 

津田:はい、今日も凄かったです!車停めるところなかったです(笑

 
 

辻野社長:開店待ちのお客様がね、どこに行くかというと魚なんですよ。

朝、市場に来たら掘り出し物がある。ということで朝から並ばれている。

それは要するに楽しみなんですね。

特に高齢者の方とか、飲食店の方とか、割烹屋さんとかが来られて魚を買われるんですよ。

朝市で鮮度が良い、品質が良い、安い、良い商品が買えると。

それこそ早起きは三文の得、倫理で言えば朝起きは繁栄の第一歩、
ですね(笑
 

良いことがあるから並ばれるんですよね。他のスーパーさんはそんなことないんじゃないかな。

 
 

津田:ないですね。

 
 

辻野社長:あんまり変化がないのかなと。

うちの場合は変化を毎日つけているので。

売り場も毎日変わってるんですよ。

キャベツはこの位置、大根はこの位置、魚で言えばマグロはこの位置とか決めてないんですよ。

市場に行って、今日は大根の大きい良いのがあったと。

それを今日売ろうと思ったら、店舗入って正面にドーンと積み上げる。

お客さんは毎日変化を楽しみに来てらっしゃる。

鮮度が大事、安さも大事、美味しさも大事。

言葉大げさになるかもしれませんが、感動とか驚きじゃないですかね。

「わっ!」とか「えっ!?」とか。


お店にみえるお客さんってね、メニューを決めてこられる方はホントほとんどいらっしゃらないんですよ。

そういう方は
10%を切ってますから。

お店に入られてメニュー決められるんですね。

だからまず、ガーンとうちのお買い得商品を出すとそこでメニューが頭に浮かぶと思うんですよね。

したがってチラシの効果があまりないんですね。

チラシを入れなくても、毎日変化があるから、楽しみがあるから朝から並ばれるのがっていうのがうちの特徴かなと思いますね。

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山口市中市マルシェ店 新鮮市場4号店
山口市中心商店街の一角、「中市商店街」に立地。
井筒屋百貨店の近くで専門店がたくさんあり、ショッピングにも楽しい街です。


津田:私は誤解をしていまして、山口市内で飲食店をしている知人が多いのですが、

仕入れで新鮮市場に買いに行く人が凄く多いんです。

それは安さと鮮度だと思っていたんです。

でも一般の方も並ばれているというのはそこに楽しみがあるからなんでしょうね。

 
 

辻野社長:そうですね。そこの部分かなと思いますよ。買い物っていうのはそれがないとね。

男性と違って女性っていうのはやっぱり台所に毎日入るじゃないですか。

それはメニューを考えるのも大変なことだし、ストレスがあると思うんですよね。

そこで発散の場というかね。

毎日来られるスーパーが努力すれば楽しみに来られると思うんですよ。それと驚きもですね。


朝、市場に行く社員も、

今日はどの商品でお客さんに感動してもらおうか?

こればっかり考えていると思うんです。

そうじゃないと仕入れる方も力も熱も入りませんし。

でもそれがバン!と支持されて開店一時間で売り切れちゃうと、すっごく達成感があるというか。

 
 

津田:たまらないでしょうね!またもっともっと、と好循環していきますね。

 
 

辻野社長:そうですそうです。でもバイヤーによって癖もありましてね。

仕入れてくる商品もまちまちなんですよ。うちの
4店舗もお買い得商品がみんな違うんですよ。

ヘビーユーザーさんでうちのお店だけをはしごされるお客さんもあるんですよ。

そういう意味ではお客さんに支持されているんじゃないかなと。

それを楽しみにしてお店に来られるので、店もやっぱり努力をしないといかんと。

手は絶対抜けない。

 

 

津田:お客様と向き合えば向き合う程、ですね。

 

 

辻野社長:そうですね。安さだけじゃなくて美味しさ、鮮度を伴わないと。

安さばっかりに捉われちゃうと、品質を落としちゃったり、それではいけないんですよね。

 
 

津田:私の妻も献立を考えるのは大変っていうんですけど、そのストレスから解放されて、驚きがあって。

そのうえ安いって素直に嬉しい。そうなると毎日癖になりますね(笑   

後編に続く・・・


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申し訳ありません、文字数制限の為、1回の投稿で入り切りませんでした((^-^; 

次回後編では圧倒的な安さの秘密をお聞きします!




今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。



エボリューシュンのお客様へ2ヵ月毎にお送りしているニュースレターエナジー通信でも掲載しましたのでこちらもぜひご覧ください。




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クリーンエステート株式会社(山口市) 田原智彦社長に津田が聞く! 

みなさんこんばんは。
最近、朝の二度寝が常習になっている津田龍春です。
アラームで目覚めてから二度寝に入る瞬間のあの感じ、何なんでしょうね。ダメダメなんだけど気持ちいい~・・・・・・・明日は一回で起きます!

さて?ご無沙汰していましたエボリューシュンが発行しているニュースレター、エナジー通信の「津田が聞く!」
山口のプロの仕事人にお話を聞く、というテーマで始めたコーナーでしたが今回は7人目となります!
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写真をクリックすると大きくなります。

津田(以下 TU).
前回の藤井社長(ベースシステム山口)からのご紹介で今回はクリーンエステート株式会社代表取締役の田原智彦さんです。

 田原社長、本日は宜しくお願いします。


田原(以下 TH).
こちらこそ宜しくお願いします。


TU.
早速なんですが、田原社長のお仕事を教えていただけますか?


TH.
不動産業を営んでいます。アパートやマンションなどまさに貸したい人と借りたい人の出会いを、ご縁を繋げる仲人のような気持ちで真心込めて様々な物件をご紹介しています。お客様にとって引越しや入居に関わる様々な便利を我が社でワンストップでご提供できる、そんなサービスを心がけています。


TU.
お客様にとっては一つの窓口で全て完結できれば嬉しいし、やっぱり楽ですよね!


TH.
そうなんです☆お客様の喜んで頂ける笑顔がみたいですからね。


TU.
そうですね。ちなみに田原社長がこちらで開業されたきっかけは?


TH.
もともとは広島出身で、大学卒業後、積水ハウスさんに入社。20年間営業として勤め、その後アーバンエステートさんに勤めて2年が経った頃、母が肺ガンの末期ということが分かって、そこで看病に専念するため退職させてもらいました。母は約1年で亡くなったのですが、最後に看病し看取れたなと思います。その後、様々な準備を整え3年後にこのクリーンエステートを立ち上げたんです。


TU.
そう言った経緯があったんですねそういった中で会社を創られていかがですか?


TH.
素敵な出会いを日々頂いていますよ!会社勤めの頃は、アパート不動産を専門にやっていました。オーナー様にアパートを建てて頂き、入居者を獲得するために色々とありました。また次の会社では逆に、アパート経営をされているオーナー様、特に入居者に困っていらっしゃる方々のお役に立ちたいと、日々汗を流し、その経験が今の会社また私自身を大きく成長させてくれていると感じます。

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TU.
そうですよね。私もいつも肝に銘じていることが、常に自分は回りの方々のご縁によって、また応援によって支えられている。そして、その方々に恩返しするためにも自身を成長させていかなければならない。そう考えています!


TH.
まさにそうですね。この会社を始めてもうすぐ3年半。なかなかしっかりとした準備を行う時間もなくスタートして、とにかくこつこつ信頼を積み重ね、ようやく少しは皆様に知って頂けてきたかなって思います。
 そう言えば以前、こんなお客様がいらっしゃいました。その方は、私と同じ年齢で生活保護を受けていらっしゃる、ほぼホームレスの状態の方でした。関東から来られていて、市役所でアパートを探してきなさいと言われて私のところを訪ねてきて下さったんです。
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 今まで、色々な都市で探されていたらしいのですが、やっぱり見つからない。ちょうどその頃、生活保護を打ち切って餓死者が出たニュースが話題になっていて、生活保護を何とか受けさせるため、まずは住む場所を確保しなさいということだったんです。ただアパートの大家さんとしては生活保護を受けている方は、やはり家賃滞納なんかのリスクから敬遠しがちなんです。その方は連帯保証人はいるもののその保証人は遠くにいる、ご本人は病気がち、そういう状況だったんです。そんなところ、私の受け持っている部屋に入ってもらったんです。
 そこで、生活保護受給の仕組みなんかも勉強し、アパートオーナー様に生活保護者の方への偏見を取っ払って頂くようお話しするようになったんです。家賃は市から直接オーナーさんに振り込むようになっていますし、家賃分まで生活保護費を使い込んでしまうということは無いんです。


TU.
であれば通常のご入居者以上に家賃滞納なんかのリスクは無いってことですよね!?


TH.
そういうことなんです!だんだんと大家様達もご理解を頂きながら、そういうケースが改善されてきています。本当に生活保護を受けないと大変な方々の少しでも力になりたいという想いですね!

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TU.
田原社長がされていることは、皆が幸せになれる仕事、そんな風に感じます。生活保護を受けながら頑張っていらっしゃる方々はもちろん空室に困っているオーナーさん達までも、しっかり縁をつないでらっしゃるんですね!!


TH.
ありがとうございます。そんな中で、様々な角度から皆様に、「まずはクリーンエステートに行って相談してみたら」なんて言って頂けるようになりました。しかもクリーンエステートは社名通り綺麗な住まいをご提供できますしね(笑)


TU.私の叔母も穂積町でアパート経営をしているんですが、やっぱり空室が一番の悩みの種みたいです。そういった生活保護を受けられている方の住まい探しという内容の仕事に踏み切る決定的な決め手は何だったんですか??   

TH.
それは、その最初に私にご相談しに来て下さった方の人間性です。この方に何とかお力添えしたいって私に思わせてくれたって言うところですかね。


TU.
やはり出会いなんですよね!


TH.
そうですね!その方が私を訪ねてきて下さらなければ、私が今、この生活保護者向けの活動に繋がっていなかったと思いますから。


TU.
田原社長の転機になる出来事だったんですね!?


TH.
そうですね。ただ、もちろん全て良いケースばかりではないですからね。生活保護受給の生活をされる中で、どうしても精神的安定を欠いてしまったり、そのことにより隣の部屋の方に迷惑がかかってしまうことも無いわけではないです。しかし、それを放置するのではなく、オーナー様と一緒になって今後の対応策や改善策をとことん協議し進めていくこともあります。

まあ、そんな中でアパートを借りる貸す以外にも色々な人生相談を受けることも多々ありますしね〜(汗)


TU.
それでも田原社長を動かすものは何なんでしょうか??

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TH.
もちろん家賃も安いので仲介料自体はあまり入ってはきません。だけども困っている人を助けたい、役に立ちたいっていう想いが沸いてくるんです。やりがいはありますよ!!


TU.
そうですね!!もちろん私とは業務内容は違いますが、仕事への姿勢としても心から共感します。ありがとうございます。田原社長にとって仕事する上で中心においていることは何ですか?


TH.
先ほどまでお話しさせて頂いた通り、お客様は様々です。いろんな状況を抱えられていたり人それぞれ全てのケースにおいて同じということはありません。私の会社以外にも、他の不動産屋さんを回られているでしょうし、だけれども、クリーンエステートに相談して良かった。最後にここで決めて良かったって皆様に思って頂ける、そういう仕事をしていきたと思っています。そのためにも、とにかく日々勉強勉強ですね(笑)


TU.
本当にその通りですね(笑)私もわが社のお客様はもちろん、初めて出逢うお一人お一人の皆様の笑顔と信頼を勝ち取っていくため日々勉強の精神で頑張っています。そんな中から、お客様がまたたくさんのお客様を紹介して下さるので、絶対に裏切れないですね(真剣)本日は共感させて頂くことが多く田原社長との素敵な出会いに感謝の気持ちでいっぱいです。それでは最後に、次回の「津田が聞く」に登場して頂ける方を紹介いただけますか?


TH.
分かりました。少し前にオープンしたカフェとお花屋さんと美容室さんが一緒になった複合店舗のトリイさん、リトフさん、グラフィカさんをご紹介致します。素敵なお店なんで是非ご紹介したいですね!


TU.
ありがとうございます。私もお邪魔したことがあるんですが、お話を聞けるなんてとても光栄です!楽しみにしております。田原社長、本日はお忙しい中、本当にありがとうございました。


TH.
こちらこそ、とても素晴らしいお時間を頂いてありがとうございました。感謝しております。
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 転機となる出会いを語られる時、田原社長の表情が少し変わられました。思われるところが有ったんでしょう。
人の役に立てるというのは幸せな事だなあと感じます。
 私達も今以上に出来る事を探して実行し、より多くの笑顔が生まれるよう努力していこうと感じました。



                           
クリーンエステート株式会社
代表取締役 田原智彦
 
〒753-0048 山口市駅通り1丁目2番8号
 
083-902-3570
 
不動産取引業全般(主に土地建物の売買・賃貸の仲介)
 
9:00 ~ 19:00(日曜は13:00 ~ 18:00)
 
水曜(不定休)、祝日
 
HTTP://WWW.CLEAN-ESTATE.COM/


最後まで読んで頂いてありがとうございます。
冬将軍に負けないよう、元気でお過ごしください。

 
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ベースシステム山口 藤井 豊 様に津田が聞く! 

こんにちは。毎日少しずつ涼しくなってきました。
空(雲)の美しさに見とれてしまうこの時期が大好きです。
私は見とれながら歩いていて電柱にぶつかった事や溝に落ちた事もあります^^;
みなさんもよそ見して事故のないようにしてくださいね。
EPSON082EPSON081写真をクリックすると大きくなります。
では、エナジー通信掲載中の「山口のプロの仕事人にインタビューする、津田が聞く!」のコーナーをブログ限定で全文掲載します。
山口では誰もが知っている、フリーペーパーの「ほっぷ」の立ち上げから現在までお手伝いされていたり、著名人を招いての市民文化大学講座の開催、山口倫理法人会の会長もされています、ベースシステム山口の藤井豊様にお話を伺いました。

T.
今回は、前回の三好さんからのご紹介でベースシステム山口の藤井社長です。

 藤井さん、本日は宜しくお願いします。


F.
こちらこそ宜しくお願いします。


T.
早速なんですが、三好さんとはどういう経緯で知り合われたんですか?


F.
もともとは私が「地域情報新聞ほっぷ」(山口県で配布されているフリーペーパー)さんと繋がりが深くて立ち上げから参加してるんですが、その時、山口の小郡エリアを任せたのが三好さんだったんです。8年前くらいかな!?


T.
そこからのお付き合いなんですね。


F.
現在、三好さんは保険の仕事をされてますが、今でも仕事でお付合いあるんですよ。大変まじめな方だし。


T.
そうだったんですね。それでは早速ご質問なんですが今の仕事をされたきっかけは?


F.
もともとはある車関係の外郭団体にいたんですが、どうも宮使いは。。。そんな想いがあって、15年くらい前ですかね!?独立したんです。


T.
ベースシステムさんは業務が多岐に渡られてますが具体的にはどういったお仕事になるんですか?


F.
自動車関係のシステムなんですが、例えば車検の時期なんかには車会社から連絡がくると思うんです。その管理システムを代理店業務を中心に一式取扱っています。車関係は色々複雑ですからね。


T.そうでしょうね。


F.
他にうちが出したシステム以外でもメンテナンスの依頼があればやりますしね。ホームページも含めWEB関係なんか色々やりますよ。メイン業務としては、地域情報新聞ほっぷさんのポータルサイトがあるんですが
   ※ほっぷウェブ http://www.hop-web.net/ 
その更新を毎週やらせてもらってます。それから、ほっぷさんがやられてる3月からスタートした[山口市民文化大学]http://www.bunka-daigaku.com/
講演会窓口もさせてもらってます。大変好評なんですよ!


F.
はい!存じ上げています。お忙しいですね〜??



H.
ただいま戻りました〜。

【ここで藤井社長の相棒である廣田さんが出先から戻られインタビューにご参加していただきました。ここから藤井社長と廣田さんの出会いやお互いの仕事への想いが熱く展開されました】

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T.
私は一人で現在の会社を立ち上げ、当初は本当に一人きりで机一つ運べない、、、そんな状況だったんです。今は素晴らしいスタッフにも恵まれお客様とも広くお付合いできるようになったのですが、藤井社長にとって転機となる出会いは?


F.
私も最初は一人でスタートしました。やはりこの廣田と出会ったのが大きな転機でした。圧倒的に!私は営業が苦手なので、廣田の営業力で仕事の幅も大きく広がりましたね。


H.
本当、社長は営業苦手ですよね。。。(笑)


T.
私もお二人を見ていて、そう感じました。ところで具体的にどのように仕事が広がったと思われますか?


F.
お互いが理解し合えて、二人の得意分野を共有し合って補完し合えてますよね。例えばWEBの仕事でも大枠から細かい部分までそれぞれのノウハウを集約して作り上げていけるって言うんですかね!?


H.
それにご飯が美味しくなりました(笑)


F.
何でご飯なの〜(苦笑)


H.
だって一人で食べたって美味しくないじゃないですか!!


T.
凄く分かりますよ〜!!いずれにしても違うタイプの仲間が集まれば今まで見えなかったところが見えてくるっていうとこですよね!ちなみに違いが衝突に繋がったとかはありますか?


F.H.
無いですね(笑)全然ないんですよ!


T.
スゴイですね!(笑)


F.
まあそうは言ってもその局面もありますが、考え方が違うからこそ広がりは無限ですよね!


T.
言わないと分からないこともあるでしょうし、でも言わなくても意思疎通が取れるというか、そういうパートナーって良いですよね!


H.
それぞれが外に打って出て仕事をして戻ってきて、共有して、それぞれが得た物からお互いが視野を広げていくことができてます。

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T.
なるほど!そんなお二人が仕事の上で最も大事にされていることは何ですか?


F.
やっぱり漠然とですが、信用ですね。一人の人を大切にしていくこと。一つ一つの仕事を大切にしたい。そこですかね。


H.
見習いたいと思います。「でもでも」にはなりたくないですね。出来ない理由は考えない。常に前向きに感謝の気持ちを忘れずにを常に心がけています!


T.
凄く参考になりました!改めてスタッフのこと仕事のことお客様のことを深く考えていこうと思います。ありがとうございます。それでは、夢と目標を教えて頂きたいのですが?


H.
私も聞きたいですね〜(笑)


F.
もう少し社員を増やして更に仕事の幅を広げたいですね!一年に一人くらいかな!?後は釣りですかね!趣味ですけど(笑)この目標はハッキリしてますよ!全国大会に出たいんですよ。


H.
ようは仕事との切り替えですよね!プライベートの充実も仕事を強化するには重要ですからね!そういうことでしょ?社長?


F.
そうそう(笑)


T.
そうですよね!!共感できます。


F.
とにかく今は市民大学の開校前なんでそれが忙しいんで、しっかりやらなきゃですよね。けっこうそっちの運営に張り付いてるから。


T.
お忙しいところお時間いただいてありがとうございます(汗)それでは最後にエナジー通信の読者の皆様へ一言お願いします。


F.
とにかく前を向いていきましょう!まずは隣の人から幸せに!


H.
そうですね。世界平和は大事だけど、その為にまずは近くの人をね!!


F.
ちなみに私の座右の銘は「継続は力なり」なんですよ。どんなことでも続けていけば必ず芽が出るんですよ!なんでも頑張って続けていきましょう。


T.
私も同じ気持ちです。ありがとうございます。それでは次の方をご紹介いただけますか?


F.
そうですね〜!?ではクリーンエステート株式会社の田原さんをご紹介します。仕事に人に真剣な人です。


T.
ありがとうございます。楽しみです!本日はお忙しいなか本当にありがとうございました。

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F.H.
こちらこそありがとうございました。


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エナジー通信は次号より、2月に一回、奇数月の発行になります。容量も2倍になってお届けします。
来てない!うちにも送って欲しい~っという方はご希望の送付先をお電話かメールでお願いします。
TEL 083-902-3535 
メールアドレス r.tsuda0123@gmail.com

最後まで読んでいただいてありがとうございました。秋までもうすぐです♪







ベースシステム山口

山口市下小鯖2478-2
 

TEL 083-934-1667


山口県倫理法人会ホームページ  
http://www.rinri-yamaguchi.jp/local/yamaguchi.html

「夢は山口城!」山口市倫理法人会MS委員長 三好達文さん インタビュー後編

こんにちは。
知らないうちに梅雨明けしていました。
それとイチローの移籍も。

夏、始まりましたね。面白いくらい毎日汗が出ます^^;
山口県知事選も熱気を帯びていますね。応援している皆さん、お疲れ様です。
選べるのは今しかないですもんね。
誰になったとしても先を見据えて人と自然を大切に良くしていって欲しいです。

ではインタビュー後編です。


T.それでは三好さんの夢や目標を教えていただけますか?


通信6月号後編掲載のエナジー通信6月号

真をクリックすると大きくなります。
M.
言ってもいいんですか?(笑)実は私の夢は山口城を造ることなんです!!その理由は様々な産業が関われる事業って何かなって考えた時、お城の建築じゃないかって思ったんです。そういう思いを巡らせていくなかで、どうせなら自分が大好きな山口でお城を建てること、それが夢ですね!


T.
お城ですか???キャッスル???


M.
そうです。お城は様々な分野の仕事が混ざり合って初めて出来上がるんですよね!山口の伝統的な産業や最新の産業まで、さらには韓国なんかの海外とも協力していきたい!それが観光の分野にも波及し、多方面で活性していくんじゃないかなって思うんですよね。別の角度から言えば、東日本大震災を振り返っても歴史的建造物や伝統文化が消失の危機と聞いています。そういった歴史的財産を蘇らせる場所としても、山口は本来歴史も深く日本全国の伝統を受け入れる土壌もあるんじゃないかと思うんですよね。そういう受け皿となる町づくりって言うんですかね。ひいては、山口城建設によって全国を巻き込み、山口の更なる発展や山口で頑張っているあらゆる分野の人達がどんどん繋がっていければと考えて、山口城に至ったんです!


T.
なるほど!今までである意味一番大きな夢ですね!


M.
とはいえ、とにかくまずは、自分が出来るところを精一杯やっていく。その先にまた新しいステップが見えてくるんじゃないかなって思います。山口をもっとより良い場所に変えていきたいですね!


T.
私も自分にとっての城である我が社をもっともっと元気にしていきたいです。まずは今やれることを全力投球ですね。お客様を最大限大切にしていきます。それでは最後にエナジー通信の読者の皆様へ一言お願いできますか?


M.
はい!それでは!みんなで山口を元気にしていきましょう!!みんなでエコキュートにして、地球環境にも貢献していきましょう!!


T.
どうも、ありがとうございます(照)それでは、次の「津田が聞く」のゲスト
をご紹介していただけますか?


M.
わかりました。それでは大変お世話になっているベースシステム山口代
表の藤井豊さんをご紹介します。


T.
ありがとうございます。またどんどんご縁が広がっていくのが本当に幸せです。三好さん、本日はありがとうございました。


M.
こちらこそ、ありがとうございました。



三好達文
 
株式会社あいおいニッセイ同和 損害保険代理店 みよし
 〒759-2222 山口県美祢市伊佐町伊佐27
 TEL 0837-52-0869
 
  山口市湯田準倫理法人会の役員も務める。
 

三好さんありがとうございました。次回はベースシステム山口の藤井豊さんです。
市民文化大学講座のお世話をされていて、年はジャーナリストの 櫻井 よしこ さんや華道家の 假屋崎省さんを招かれています。

8月に掲載予定です。

それではまた。最後まで読んで頂いてありがとうございました。

「夢は山口城!」山口市倫理法人会MS委員長 三好達文さん

前回のサウンドテック三宅さんから紹介です。

お父さんの後を継いで保険の代理店をしながら、山口市倫理法人会のお世話もされています。

エナ通三好さん 1

 

三好達文 miyoshi tatufumi

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社[代理店]

759-0002山口県美祢市伊佐町伊佐27

TEL0837-520869-

携帯090-5269-6804

 

その他

社団法人倫理研究所

山口市倫理法人会MS委員長

副事務長

 

T.今回の「津田が聞く」はあいおいニッセイ同和損害保険株式会社[代理店]三好さんです。それでは三好さん本日は宜しくお願いします!


M.
こちらこそ宜しくお願いします。


T.
早速ですが現在保険のお仕事をされていますが、きっかけって教えていただけますか?


M.
もともとは[地域情報新聞ほっぷ]さんで山口の小郡エリアを管轄させていただいていました。で、実は同時に保険のお仕事もさせてもらってたんです。最初は父親と二人で代理店をさせていただいたんですが、多くのお客様のご縁もあって、また父も高齢というのもあり、保険の仕事一本でやって行こうと今に至っています。


T.
保険はあまり詳しくないのですが、どういった保険を扱ってらっしゃるんですか?


M
.自動車の任意保険から住宅保険、生命保険や事業主様への保険まで全般的に取り扱っていますので、皆様のどんなご相談にもお応えできます。ただ、保険業界の既成概念、つまり人の年齢に値段をつけていく、そういった一律化されたご提案ではなく、一人一人のお客様にあったライフプランや実際のライフスタイルに合わせたご提案をさせていただいています。


T.
いわゆるオーダーメイド保険て言うんですかね?


M
.その通りです!お客様の生活様式は日々めまぐるしく変わって行きますので、そのタイミングごとに更新などのお手伝いもさせていただいています。


T.
なるほど。お客様のライフプランナーですね!ちなみに話が戻るんですが、お父さんと一緒にお仕事されてたって言われていましたが、私は家が農家でして、家業を継ごうとは思わなかったんです。実際、継がなかったんですが、三好さんはお父さんとのお仕事で何も抵抗は無かったですか?


M
.実は若い頃はめちゃくちゃ喧嘩もしました。27歳くらいまでは音楽ばかりやってまして父も心配だったんだと思います。今でも喧嘩はしますが(笑)でも喧嘩しながらも温かく見守ってくれる父に、今では勉強させてもらう事ばかりです。津田さんのご実家と一緒で父は農業にも携わらせていただいているのですが、今では高齢の父に、出来る事があれば何でもと、そちらの手伝いも買って出ています。


T.
なるほどですね!参考になりました。そういった環境の中で、今の仕事
の転機になった出来事や出会いなんか詳しく教えていただけますか?


M.
はい。現在あいおいニッセイ同和損害保険は3社合併してるんですが、それに伴い新しい商品や拡充があり、そのことによってお客様へのサービスが大きく飛躍したこと、翻っては仕事のスムーズ化に繋がった事が一つの転機でしょうかね。それから、個人的には娘が出来た事ですね!子供はカワイイです。


T
.カワイイですよね!!


M.
後は、音楽活動を長くさせていただき、いろいろな方にご心配をかけてきました。だからこそ、自分が今何をしなければいけないか見えてきたような気がします。振り返れば全て意味があったんだって感じる事が出来るようになりました。本当に感謝です。それから、イギリスにも長く行かせていただき、トレンドへの嗅覚や情報の発信力など様々勉強させていただきましたね。この経験が、また転機と思えますね。イギリスが保険の元祖でもありますし!


T.
そうですね。何でも全力で打ち込んだことは後になってその効力を発揮することは多々あります。しかも、そういった中で出会えた方々にも感謝の気持ちで一杯になりますよね。私は人のご縁をとことん大切にしたいんです。



M.
分かります。仕事においてもフっとした時に思い出していただけると嬉しいですね。


T.
お客様のところへ伺ったとき、「あ〜、この仕事、津田君にお願いすれば良かったね〜!」って言われる時があるんですが、凄く嬉しい反面、ちょっと寂しくなります(笑)。もっとお客様の一番になりたい!もっともっとご信頼いただけるようにならなきゃって決意させられます。


M
.共感します(笑)でも、そこを掘り下げられるのはスゴイですよ!全ては自分を成長させる過程と捉えていきたいですね。

後編に続く。 


エナジー通信 津田が聞く オーディオショップ サウンドテック 三宅さん編

みなさんこんばんは。最近はブログよりフェイスブックが中心になってきました。でもこっちも続けていくつもりです。それでは今回は分けずに一挙掲載!

音楽好き、オーディオ好きな方は必見!本当にいい音を探している方はぜひ一度行ってみてほしいお店「サウンドテック」の三宅さんに話を聞いてきました。


T.
今回の「津田が聞く」は山口県防府市にある音と映像にこだわったオーディオショップ・サウンドテック三宅さんのお店へお伺いしています。
昨年末に、お客様のより一層の満足度向上の為にとお店をリニューアルされたばかりです。
それでは三宅さん本日は宜しくお願いします!


M.
こちらこそ宜しくお願いします。

豢・逕ー縺九y閨槭¥・丈ク牙ョ・&繧・DSC_4427写真をクリックすると大きくなります。
 三宅 宏明 株式会社サウンドテック営業主任 

インテリアコーディネーター  第二種電気工事士 AV家電アドバイザー認定者


T.
偶然にも三宅さんとはもともと知り合いなんですよね!私は三宅さんの考え方、特にお客様に対する想いに共感して、親しくなってきたような気がしております。今日はそのお客様に対する思いや、仕事に対する気持ちなどをお聞かせいただけたらと思います。

それでは早速最初の質問になりますが、今の仕事を始められたきっかけは?


M.
僕が東京に住んでいる時、母親が病気になってしまって24歳の時に山口へ戻り、お店を手伝う中でお客様のご支持もあり真剣に頑張ろうって思い始めたのがきっかけですね。今のように心底頑張ろうと思えたのは結婚して、息子を授を授かり家族ができたことが大きいかもしれません。


T.
では具体的に、仕事の内容をお願いします!


M
.サウンドテックは僕の父親がSONYから脱サラして始めたお店なんです。
ですので、SONYの専門店としてSONY製品の販売や設置業務、また社長の趣味を高じて始めたオーディオやホームシアターの販売や設置業務など、音と映像に関わるものを中心に取扱っています!
量販店や、インターネット通販で商品はお安く購入できる時代ではありますが、当店では知識と経験が豊富なスタッフがお客様お一人お一人にじっくり商品説明をしてご納得いただけるように努めており、購入していただいた後のアフターフォローにも注力しております。
基本、電化製品は永久的に使えるものではなく、いつ何どき不調になることは正直否めませんから、その時の対応も非常に重要だと思っております。
一見、敷居の高そうなお店なんじゃないかと良く言われますが、決してそんなことはなく、リーズナブルなご予算でお客様のご要望に対応できるように様々なサービスをご用意しております。
スタッフも営業から専門業務までマルチにこなせる人的リソースを有していますので、同業界の発展にも貢献させていただいております。


T.
なるほど!ちなみに仕事の上で、転機になった出会いや出来事はありますか?


M
2008年にSONYが新しい企画のテレビを販売したんです。お客様の様々なニーズにお応えするべく、細かくテレビのカスタマイズができるお客様お一人お一人へ向けたオーダーメイドテレビを販売するという画期的なアイデアだったのです。ただ、どうしてもコストがかかってしまう為に通常のモデルよりお値段が高くなってしまうために、SONYとしては思うように販売実績が上がらないという問題に直面していたようです。
その企画でたまたまだったかもしれないのですが、うちのお店が販売実績で日本一になったんです。おそらく首都圏で人気が出そうだと予想されていたと思うのですが、地方でこのような成績が出た事が逆に注目を浴びてしまったようで、SONYの社長も含め重役の方々が次々にお店に視察にご来店いただいたような出来事がありました。
この出来事以来、非常に嬉しい事に当店の名前がSONYの社内にも響きわたったようです。


T.
でも安くない商品でしょうから、実際その企画に対し他の加盟店さんも足踏みしたんじゃないんですか?

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M
.そういうふうにお聞きしました。でも僕たちはその企画に惚れ込んでしまったので、いいと思うことはお客様に伝えたい!という熱意と真心がお客様に伝わったんだと思います。その飛躍となる転機があったから、このお店のリニューアルにも繋げていけたのかなって思います!あとは奥さんの力も絶大です!


T.
では逆に大変だったことは?


M.
やはり、2代目の辛さですかね・・。父である社長が偉大なだけに最初は比較されたり期待されることが辛いこともありました。でもそれが、自分にとってバネになって頑張っていく活力になったと感じています。社長に無い物を学び、またそれが相乗効果になってさらにサウンドテックのレベルをあげていったと、そう実感しています。


T
.どんな苦難もプラスに変えていくってことですね?


M.
はい。そこは常に意識しています。自分の長所だと思っていますし、そうでなければ、自営業という業種は成り立っていかないと自分に言い聞かせています。スタッフのみんなもそのような気持ちで常に向上していき、メンタルも含めてどんどん進化していけるようなチームワークの良い会社にしていきたいと思っています。

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T.
確かに、ここのお店は、スタッフの方が目配りができてるなって思います。お客様の声にいつも耳を傾ける姿勢っていうんでしょうかね、お客の一人としてサウンドテックに来た時も、そう感じました。


M.
ありがとうございます。もっともっとみんなで向上していき、お客様に満足していただけるよう貢献していきたいです。


T.
そんな三宅さんにとって一番大切にしていることは?


M
.何はさておいてもお客様です。たくさんの電気店があるなかで、サウンドテックを選んでいただける。その感謝だけは忘れてはならないことだと思っています。お客様にサウンドテックにお世話になって良かった!そう実感していただけるように、もっとサービスを充実させていきたいです。そして、自分の大目的である地域社会に対し自分の分野で貢献していきたいです!!


T.
仕事を通して地域に貢献するってことですね?


M.
非常に難しいテーマですよね。先ずは、自分の人生にとって多くの事、大切な事を学ぶことが重要だと思います。人生そのものが、全て学ぶ事だと思いますし、まじめにコツコツと一生懸命継続していけば、必ず良い結果が得られる。
それが仕事では顕著に現れると思うんですよね!謙虚に学ぶ姿勢を持つ。仕事とはそういう姿勢を学ぶ場所である気がします。人として成長するステージだと思っています。
そして、そこで学んだことを活かして地域に貢献していきたいという目標があるのです。


T.
すごく、共感します。先ほどの地域に貢献という事に繋がると思うんですが!その点において具体的にお願いできますが?


M.
やはり音と映像を専門としていますので、それを利用して身近な地域の方々のライフスタイルを豊かにしていきたい。また出会う人全てに感謝の気持ちを持ち、仕事を通し恩返しのつもりで頑張っていきたいです。
色々な経験や体験をした中で、昔から地域に対し感謝の念を抱いていたのですが、なかなかカタチにする術を実現できないでいました。今回、リニューアルした店舗の2階は、そんな想いから物販などは極力排し、店舗自体も含め地域の皆様のコミュニティの場として、音楽や空間を楽しんでいただけるようにしたい。いまから、いろんなプランを立てて、皆様に楽しんでいただけるよう努力したいですね!


T.
本当にあの空間はいいですよね!期待しています。これからの夢はありますか?


M.
もっとお客様に喜んでいただける店作り、スタッフがもっといいと思える職場作り、家族の幸せ、それが一番です。あとは、それをもっともっと深化させていきたいです


T.
私も同意見です!みんなで幸せになる。それが大切ですね!実現させるのは非常に大変で難しいテーマですが、私も大切だと考えます。それでは、最後にエナジー通信の1350世帯の読者の皆様へ一言お願いできますか?


M.
はい。私達サウンドテックはお客様第一・お客様密着型のお店です。顧客満足を一番のモットーに運営しており、笑顔に溢れたスタッフとチームワークを元より温かな雰囲気で、信頼の知識と技術、真心のサービスで皆様のご来店を心からお待ちしています。


T.
三宅さんの熱意がバシバシ感じます。それでは最後に次回「津田が聞く」へどなたかご紹介いただけますでしょうか?


M.
それでは、あいおい日生同和損害保険㈱代理店の三好達文さんをご紹介致します。


T.
楽しみです!!今日は本当にありがとうございました。

M.こちらこそありがとうございました。豢・逕ー縺九y閨槭¥・丈ク牙ョ・&繧・DSC_4470




会社名



株式会社 サウンドテック
住所山口県防府市桑山2丁目11-32
TEL0835-21-5555
FAX0835-21-5580
代表取締役三宅 文雄
資本金1000万円
創業1982年7月25日
営業時間AM10:00~PM8:00
定休日毎週水曜日
振込銀行

西京銀行 中関支店 普通No.0118522

Mailsoundtec@c-able.ne.jp
URLhttp://www.sound-tec.com/
 http://www.facebook.com/SOUNDTEC.ROOM 

fecebook
最後まで読んでいただいて本当にありがとうございました。
フェイスブックでもなんだかんだしていますので覘いてやってください! 
津田個人ページ
http://www.facebook.com/ryuushun.tsuda 




LSB吉富さんインタビュー&・・・?

みなさんこんにちは。やっと暖かくなって梅も咲き出しましたね~♪
ループスペースブレイン代表の吉富壮志(よしどみ たかし)さんのインタビュー後編です。建築のオピニオンリーダーって初めて聞きましたが内容を聞くと納得しました。
喜ばれそうなお仕事ですよね。後編でもう少し聞いていきます。
エナ通 インタビュー 吉富さん56エナ通 インタビュー 吉富さん
写真をクリックすると大きくなります。


T(津田).ちなみに、同じような業種で仕事されている人でスゴイ人っってどういう人物ですか?
 

Y(吉富).そうですね。同じ業種って言うより、とかく仕事の違いは関係ないかもしれませんが、お客様からのどんな頼み事や難しい依頼でも断らない人ですかね。できる・できないではなく、間髪入れず「ハイ。やります。大丈夫です」って言える人はスゴイなって、仕事楽しめてるなって思います。そうでない人は、言い訳が多いような気がします。出来ない理由を探したり。


T.
そうですよね。お客様からのお願いは困難であればある程、自分自身が成長させてもらえるチャンスですから!それを生かせる人はスゴイ人、仕事ができる人だと私も感じます。では、その上で、仕事上最も大切にされていることは何ですか?


Y.
そうですね。最初の方でも少し触れたんですが、仕事において私は自分や自分の会社が一番じゃなくていいんです。どれだけお客様の目線でお客様の想いやニーズに対し、最大限応えていけるか、それが一番大事なことだと思っています。店舗や家具のデザインにしても自分の我を押し通すのではなく、お客様の想いをカタチにした上で、どれだけ自分の個性を差し込めるか?それがデザインだと考えます。全てはお客様の目線に立ってですかね。


T.
ご経験からでも、具体的にどのようにしていったらいいでしょうか?


Y.
そうですね。やっぱり、自分だけの考えだけでは、どんなに意識してもアイデアや提案が画一化されてしまう時があるんです。そんな時、どれだけ周囲の人から学ぼうとする姿勢があるか。少しの縁でも大切にしていけば、そこから新たな感覚や知識などが学べるんです。人との繋がりを最大限大切にしていけるかが非常に重要なことだと考えています。


T.
そうですね。ご縁は私にとっても本当に大切です。周りの皆様に成長させてもらえることは非常に多いですから。人を大事にですよね。


Y.
はい。最終的には仕事であれ何であれ、人を大切にしていけるかだと思います。

9エナ通 インタビュー 吉富さん7エナ通 インタビュー 吉富さん

T.
ではズバリ、吉富さんにとって仕事とは?


Y.
やっぱり仕事は自分が成長できるもの。それから仕事は、楽しく生きていくために必要なものだと考えています。


T.
私も極端な話、死ぬまで成長していきたいって思ってるんですが、中にはそう感じない人もいるんですよね。そういう人達をどう思われますか?


Y.
みんな成長していきたいって考えていると思うんです。ただ表現の違いなのかなって。私にとっては仕事が、その表現方法の一つということです。例えば、家族と一緒に成長するとか、人によって色々だと思います。


T.
やはり成長と楽しさは繋がっていきますか?


Y.
そうですね。仕事を進めていくと様々な困難に出会います。仕事を楽しめている時は、なんなく越えていけるのに、楽しめていない時は、苦しいな、良い仕事ができてないなって感じるんです。どれだけ仕事を楽しめているかは、人生が有意義なものになっているかに繋がっていると思います。


T.
そんな吉富さんの夢や目標を教えて下さい。


Y.
とにかく人と繋がれる仕事をしていきたいです。マッチングっていうんですかね。自分の仕事が新たな人と人を繋げていく、その逆もしかりです。もちろん津田さんとも更に繋がっていきたいですし、そういった広がりを今後もっと創っていきたいですね。その上で、一番の目標は今住むこの山口に楽しい住宅やお店、会社をたくさん創りたいです。そして山口という街をもっと楽しく良い街にしていきたいです。


T.
楽しい街ですね。共感します。具体的に言うと?


Y.
それは、他に比較されない街です。住む人が、例えば沖縄県のように幸福度の高い街、都会だからとか田舎だからじゃなく、山口だから住みたい、働きたい、そうみんなが思える、ココが良いって街にしたいです。


T.
本当にそうですね。私も同じ思いです。私もずっとこの山口に住み続けていきたいですし、他県の友人にも誇れる大好きな山口だから、もっともっと良くしていきたいですね。ちなみに私の夢は、自社ビルを建てることなんですが、そうなると土地探しからなんですが、そういったところからも吉富さんにお願いできるんですか?


Y.
もちろん大丈夫です。例えば、ゼネコンさんとの間に入って、トータルでコーディネートをしっかりしていきます。


T.
では、その時は宜しくお願いします。


Y.
こちらこそ、宜しくお願いします。


T.
それでは最後になりますが、このインタビューを掲載してますエナジー通信は約1,300軒のお客様へお届けしているのですが、何か一言お願いします。


Y.
そうですね。今回、このインタビューをきっかけに1,300軒の皆様とエナジー通信の紙面上での出会いとなりました。またこのご縁が津田さんを通して少しでも広がって、実際に、もちろん仕事としてだけではなく、どこかで私のことを「見たよ」って言っていただけるようになれば嬉しいです。そうなる日が待ち遠しいですね。


T.
そうですね。お互い頑張りましょう!あと何かあれば?


Y.
では、私からも津田さんに質問したいのですが、津田さんが仕事において心がけていることは何ですか?


T.
そうですね。どこまでいってもお客様の笑顔をいただくことです。もちろん無いにこしたことはないんですが、仕事には色々なトラブルは付きもので、でも最後にお客様の笑顔、満足をいただければ勝ちかなって思います。いくら途中が良くても最後がダメなら、やっぱりダメですからね。たくさんの方々から学ぶものは、次に出会う方の笑顔のため、回りの意見を謙虚に受け止め、一人一人違うお客様にどう信頼の輪を広げていくことができるか、そういう自分になっていけるか。とにかく全てが勉強です。そう考えて仕事に取り組んでいます。


Y.
本当にそうですね。勉強になります。


T.
今後も共々に切磋琢磨していきましょう。今日はお忙しいところありがとうございました。


Y.
こちらこそありがとうございました。


T.
それでは、2012年からの「津田が聞く」では、インタビューにお応えいただいた方に、次の方を紹介していただくことになっているのですが、吉富さん、どなたかご紹介いただけますでしょうか?


Y.
そうですね・・・、それでは防府市にあるサウンドテックの三宅さんをご紹介させていただきます。


T.
ありがとうございます。
それではみなさん、次回も楽しみにしていて下さいね。
エナ通 インタビュー 吉富さん8

吉富さんありがとうございました。喜んでもらう、役に立つことって探せばまだまだたくさんありそうだなって感じました。山口をもっと楽しい、面白い街にしていきましょう。これからも宜しくお願いします。


最後に、前々回のお好み焼き屋さん、遅くなったけど先日行ってきました。
写真も!旨味屋関西風で美味しいところを他に知らないので何とも言えない部分はありますが、かなり気に入ってます。山芋、コーン他にも入れ込んであるんだと思いますがバランスが良い!
きっと美味しさを追求してこの味になったんだろうなあと勝手に想像していました。みなさんにも広島風とは違う関西風の美味しさをぜひ体感してほしいです。
場所は、山口市大内矢田に有ります「旨味屋」さんです。大内のアルクの信号を宮野方面に曲がって突き当りです。地域交流センターすぐそばです。普通の家を改造して営業されてますのでうっかりしてると見逃してしまいます。旨味屋 入口


みなさんの好きなお好み焼きやさん、山口にありますか?良かったら教えてください!

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フェイスブックの方でも色々お知らせしていますのでどうぞよろしくお願いします♪
http://www.facebook.com/pages/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%A8%E3%83%8A%E3%82%B8%E3%83%BC/277220202343159


建築のセカンドオピニオン?? 

やっと春が見えてきた感じがします。梅が咲くのが待ち遠しいですね~、後は花粉をかわせば・・・それまで頑張ろう! では、


山口の仕事人に聞く、インタビュー全文掲載
3人目は、LOOP SPACE BRAINの吉富さんです。山口県を中心に、仕事に真剣で、縁を大切にしておられる方に私、津田がズバリ聞くコーナーです。
エナジー通信「つだがきく!」1,2月号からの転載です。人に話を聞くとはなんと有り難く、勉強になるなあと実感しています。

6エナ通 インタビュー 吉富さん
3エナ通 インタビュー 吉富さん
写真をクリックすると大きくなります。

津田
[以下T]新春一発目の【津田が聞く】はループスペースブレイン代表の吉富壮志さんです。いつもインタビューをお受けいただく方をオフィスにお迎えしてるのですが、今回は吉富さんのオフィスへお邪魔しています。それでは吉富さん宜しくお願いします。


吉富
[以下Y]宜しくお願いします。


T.
それでは、まず必ず皆さんに聞いているのですが、今のお仕事を始められたきっかけを教えて下さい。


Y.
はい。15歳からの友人と山口市のYABの通りにあるんですが、LOOP0102
http://hairsalonloop0102.soreccha.jp/という美容室を立ち上げて、その友人は美容師として、私は店舗プロデューサーとして共同事業の形でビジネスを起したのがきっかけです。その後、1年経って、私はループスペースブレインという別会社を立ち上げ、山口駅前にあるクローバーさんという美容室の店舗プロデュースや、いくつかの店舗様のインテリアプロデュースなども手がけさせてもらっています。


T.
何年に立ち上げられたのですか?


Y.LOOP0102
は昨年なので、平成22年の3月ですね。現在の店舗プロデュース等の事業を起したのは半年程前からです。


T.
短期間で良い仕事されていますね。ところでプロフィールなんですが、建築の学校に行かれてたんですね?


Y.
そうなんです。建築・設計を学んで、卒業後、嘉川にあるウベハウスさんの本社で設計と現場、見積関係を3年間、その後、建築資格取得のため学校に通い、フリーの立場として建築の現場監督を行っていました。その後、山口にあるオオバクリエイティブさんで約6年間、店舗プロデュースやイベント関連の仕事に従事させていただきました。


T.
なるほど。私は学生の頃、何がやりたいとか何になりたいというのは特に無かったので、専門学校へ行こうっていう方は、スゴイなって思うんです。


Y.
漠然とですが、小学生の頃から社長になりたいって考えてたんです。建築の分野に興味がわいたのは、ずっとアパート暮らしだったので、建築に進んで自分で建てた家に住みたいなって。それがきっかけです。学校は福岡にあるんですが、そこで山口にない刺激をたくさん受けました。でもそのお陰で、山口の魅力が住んでいるとき以上に感じることができ、そんな山口をもっと魅力的な街にしたいって想い、それで山口へ帰って仕事に就いたんです。


T.
では、やりたいことはずっと一貫してるんですね?


Y.
そうですね。ただ今は、建築業からは一歩距離を置いたスタイルで、建築というハード面だけでなく、住宅や店舗などの内装も含めた総合プロデュースを行っています。そうすると内外の統一感やコストの低減も図れ、お客様のより一層の満足に繋がると考えています。


T.
似てるかもしれませんが、私の仕事で言うと、新築を建てられる場合、光熱費を考えるとオール電化が断然お得なんですが、お客様によっては、それを知らないまま建てられてしまい、結局、新築後半年でオール電化に変えられる状況があるんです。であれば、最初の段階からご提案できればいいのかなと!?


Y.
確かにそういうことなんですよね!!なので、建築家というよりは、建築に関わるコーディネーターっていうんですかね?そういう仕事の位置づけになると思います。

エナ通インタビュー 吉富さん1

T.
では、お仕事の業務内容を詳しくお願いします。


Y.
そうですね。施主様が住宅や店舗を建築される際に、アドバイザーとなるセカンドオピニオンとしての業務をメインで行い、あとは店舗プロデュースや家具などのデザイン・製作になります。

T.セカンドピニオンって言われますと、医療用語ではよく聞きますが、建築業界のセカンドオピニオンって何だか新しいですね!?もっと詳しくお願いできますか?

Y.はい。建築時に私のような第三者的な人間が、施主様に設計図や見積などの見方やコストを抑える方法、各種アドバイスを行うことで、より施主様の意向に沿ったカタチに近づけることができる、そういったご提案をしています。

T.なるほど。ちなみに、その提案を受けるとして費用面が気になるんですが?

Y.費用の面だけで言いますと、例えば施主様のお見積を見せていただき、その費用から下げられた分の何割かを成果としていただいております。なので、プラスで費用がかかることはないんです。

T.なるほど。やはりトータルで下がることは多々ありますか?

Y.費用は下がります。ただ、ほとんどの施主様はその方法ご存じないですから。もっと言うと、下げさせて良いところと、良くないところもあります。そこを施主様の不利益にならないように行います。施工業者さんには嫌われそうですが、最終的に施主様が最大限の満足を得ることができれば、施工業者さんとの信頼関係に繋がって、後のクレームなども回避できます。現在、けっこう需要がありますので、この業務をもっと深化させていきたいですね。



後編へつづく・・・。


急ですが、ここでお知らせです。

2012年4月14、15日に山口市の亀山公園にてアースディやまぐちが開催されます。

 アースディ山口 仮アースディ山口2 仮 アースディやまぐち=地球のことを考える一日=


不安定な昨今の自然現象、社会現象等を鑑みて、皆で一緒
にいろいろな事を考え、話し合い、友達になれる場所を創ろう、という趣旨です。

ゲスト UA(ウ―ア) 他  入場無料!

場所 山口県山口市亀山公園(県立美術館となり)
10:00~17:00 

前夜祭他関連イベント多数!

 ※画像はまだ仮です。正式版は3月15日以降に印刷予定です。

あと45日です。いろいろ決
まってきました。
アースデイ山口協賛イベント UA LIVE4月15日、16日アースデイやまぐち協賛LIVE!
山口市湯田のDADAでUAのLIVEも決定、こちらは15日、16日です。
14日の前夜祭~15日アースデイ山口~15日夜LIVE~16日夜LIVE  UAのLIVEは3回!
前夜祭のキャンドルナイトも楽しみです。フードの充実ぶりが嬉しいですね。 
アースデイやまぐちへは私達も少し協賛しています。地球がなくなったらおしまいですもんね。見て聴いて感じて感謝して、おまけに美味しくて楽しめる、そんな日になるといいなあと思っています。小さい気づきも持って帰れると最高ですね。 


記載の主旨に賛同いただける方、どんな形でも結構です。ご協力お願いします!
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.298836966848149.74080.277220202343159&type=1&l=9ea2acae4b    

DADAは湯田温泉駅の前、焼き鳥串蔵の横です。
15日LIVEの後も何かあるかも??

エナジー通信 岡山さんインタビュー その3

T,きっかけとか転機ってありますか?

O,はい、18の頃ですから14年前ですね。

T、その中で大きい転機みたいなのってありましたか?

O,考え方が変わったのは。結婚してからですかね。

どっちかって言うと自分も昔の職人的考え方やったんですけど、

まあ、人目を気にするっていう、言い方になるんですかね。

気にするようになるっていう、、、なんて説明したらいいんですかね。そんな感じです。

それまでは仕事さえきっちりやっとけば文句言えないやろうが、くらいの感じでしてたん

たんですけど、

その、お客さんとの話し方にもよるし、まわり近所の人もあるんでですね。

その辺を気をつけるようになりましたね。

言葉づかいとかもですけど、格好とかも、全てですね。

それはまあ、結婚してからですね。そうなりましたね。

それまで自分がやりよったのが普通と思いよったんですけど

結婚して、嫁の考えからすると、まあそれは普通じゃない。というか、

人のことを考えてって言うか、人目を気にしてやるのが普通っていうんで。

でも一般のお客さんはそっちの考えなんだろうなって思って、でそういう風な考えに

変わりましたね。そうですね、はい。(笑)

T,そうですね。僕、岡山さんと仕事してて、で今からも仕事していって安心だなって思うのはそういう部分は凄くあるんですよね。

O,そうでしょう?

T,職人さん、仕事はしっかりしてるけど、他の部分で損している職人さんが凄く多いと思うんですよね。

O,はい、はい

T、結果的に、そういうのって、職人さん怖いから

O,そういうイメージがあるんですよね(笑 怖いって言うか

T,現場が終わって、職人さん帰った後に、営業が行って、で、言われるっていうのが多くて(笑

だからもう怖くて一緒に行ったりとか。一人で行ってもらうのは不安があるなとか。

O,はい、はい

T,岡山さんそういうところがないから一緒に仕事させてもらってて楽な部分があるんです。

O,ありがとうございます。

T,さっきの奥さんの影響が大きいみたいなんですけど、もうちょっとそこを具体的に。

言われた時ってでも、そんなにスっと聞き入れられなかったんじゃないかと思うんですよ。

それまで何年もね。

O,やっぱりそうですね、なんと言ったらいいか、まああの、それまでも

だいたい親父の仕事の手伝いが多くてですね、そんな直接僕がやるっていうのがあんまりなかったんですよね。でも結婚して、自分でも受けてやらんといけんなっていうので

受けてやるのがメインになってきだしてからやっぱりそうなりましたね。

 

それで、さっきあの気をつけちょってことは何ですかっていうとこで一番重要なところを忘れたんですけど。今ちょうど話ししよって思い出したんですけど、結局その紹介者の顔を潰さないっていうことですね。

そうなると自然と態度もしゃべり方も格好も全てそうなるんですね。

例えばって言うか、まあいつも津田さんから仕事貰ってるんで、

津田さんの顔を絶対潰さんようにって考えたら、おのずと行動と言動も、ですね。

T,そうですね。

O,それがお客さんの機嫌をとるよりも先にそっちを。

まずそうですね、その紹介者の顔を潰さないようにっていうのが一番ですかね。

T,それまで1対1に付き合いだったのが、繋がりっていうことになったんかなっておもうんですが。

O,そうですね。とにかく下手打てないっていうか(

T、そうですよね。仕事をするだけだったら1対1だったのが、仕事を取っていくってなったら縁とか繋がりってなって。

O, でまた次も頼んでもらうってですね。自然とそうなってきたんですかね。かもしれないですね(笑

自営業だと責任が全て自分にあるんで。っていうところですかね。

ちょうど一番重要なのを思い出したです(笑

昨日もインタビューって聞いちょって、ああ、これだけは言わんないけんなって寝る前に考えたんですけど、

紹介者の顔を潰さないっていうのを言わんといけんな~って寝たんですけど(

T,この前も言われてましたもんね。そこだけは~って。

O,そうですね、営業マンさんであれ誰であれ、何回も通って、頭下げて貰ってきたような仕事だってあるわけですからね。

それを自分らが顔をつぶしちゃあ申し訳ないっていうか、それこそ顔も見せられんですね。

T,いやあ、本当、任せて安心です。

O,いやいや。

T,これからも良い仕事が出来ていきそうです。

O,長いおつきあいで(

よろしくお願いします。

T,今から岡山さんがしていきたい事とかってなにかあるんですか?

O,シミュレーションを、

T,シミュレーション?

O,今パソコンの勉強中なんですけど。あの、画面に、

T,こうなりますよ~っていう?

O,はい。

T,この色だったらこうなりますよ~みたいな?

O,お客さん提案された色を作れればそれが一番いいんかなと。

で、やる前にこう見せたら、さっきの話でも、クレームとかも

だいたいは雰囲気が分かってわかってもらえるんじゃないかと。いうのをやろうとしてる最中です(笑

それは結構いいんじゃないんかなと自分でも思うんですけどね。

T,事前の心配が減るのはいいですね。安心して任せれるから。

O,そうですね。変更もその時点では可能なんでですね(笑

塗ってしまった後に変更ってなるとちょっとですね。

T,そうですよね。

O,変更が可能なんで良いんじゃないかと。自分ではでは思うんですけどね。

T,やっぱりその辺、不安な人も多いんでしょうね。逆に言うと。

O,そうでしょうね。分からないっていうんですよね、結局。

どの色にしますかって言っても(笑

イメージが湧かないっていうか。

今までは一緒に車に乗って、好きな家を見て回ったりもしたことあります。

あの色が良いっていわれたら、今は遠くからでもこう、色の見本で

こんぐらいの色ですねって。今でもするんですけど。

それがまあ、実際のその家の形を形どってやったらですね。

一番良く分かるんじゃないかなと。

T,そうですね。やっぱり工夫しちょってですね~

O,いや、まだしてないんですけどね(笑

思うのはあれですけどこっから腰を上げるのがですね(

T,一歩がですね(笑 

した方がいいって思っても。

O,なかなかですね。だけどまあ今言ったからにはですね(笑

T、これ載せときます(

O,その為にも今言っておいた方が(笑

追い込むためにも(笑

T,流石です(笑 面白いですね。

他に仕事でしていきたい事とかありますか?何年か先のことでも。

O,そうですね、やってみたい職業とかは、もうまったく別なのとかはありますけど(笑

建築業に関してはまああまり手広くし過ぎても、難しいと思うですけどね。

やっぱりこれって言うのがあるのが一番じゃないかと思うんですね。

なので建築業に関してはまあそこまではないですね。今のところはですね。

その、出来る範囲、リフォームぐらいであればですね、やりますけど。

 DSC_3607

T,ひとつ聞きたいんですけど、岡山さんのなかで理想の仕事って言うのはどういう?

まあ最初きっかけからですね、きっかけから、終わって、最後、で理想の関係とか

理想の仕事とかなにかあれば。

O,理想の関係ですか、そうですね、あの、理想の関係っていうのはあれなんですけど、あの、話を分かってもらえるのが理想の関係ですかね(笑

内容をわかってもらえるのが。塗装の細かい内容じゃなくてですね。

例えば日にちが前後左右したりするとかですかね。

工期が延びたり縮んだりするっていうのを分かってもらえる関係が一番いいです(

どうしても入らんといけんていうよりかは、ちょっと空けさしてもらってもいいですかっていう関係が、自分勝手ですけど(笑

T,融通が(笑

O,融通が利く方が、良い関係ですかね。

まあそのお客さんにもよるんですけど。

T,やりやすいってあるでしょうね。

O,やりやすくさせてもらえるのが一番いいですね。

あとアンケートを作ろうかなって思って。今の話に戻るんですけど、結局。

塗装前、施工前に、まあ見積もり前が一番いいんですかね。

連絡はどうしたらいいですかって言うのとか。

要らないってお客さんもありますし、毎朝してくれって言うお客さんもありますし。

それとか、日にちが前後左右してもかまいませんか。はい、いいえ、と。

そういうのをつくっとったら、でコピーさしてもらっとったら、

よりスムーズに行くんじゃないかっていうのは考えてます。

そのうえで、見積もりするのがしやすいですかね。

工期とかもありますし。まああのお客さんもいろいろあって、

その毎日連絡してくれって思ってる人でも言いにくい、

言っちゃないお客さんとかもおってですね。

それやったら一番早いんじゃないかおもってですね。

ちょっと書いてもらうだけで、〇するだけで、それが良いんじゃないかなと、閃いたんですけど。誰でもやってるのかどうなのかわからないんですけど。

T,きっかけがないと言えない人っていますもんね。

O,はい、なんでその、残してもらっちょったらですね。

今日は雨で今日行かれませんていうのを、連絡要らないというのであれば連絡しませんし、

 

雨で必ずしてくださいって言う人であれば、必ずして。時間帯も書いてもらってれば

それが一番いいですね。それがベストですね。

T,アンケートいいですね。うちも貰おうかな。

O,どうぞどうぞ(笑

T,工事後アンケートはしてるんですよ。工事の後にどうでしたか~っていうのは。

O,そうなんですか。事前が良くないですか?

T,事前いいですね。お願い事項とかは渡すんですけど(笑

聞くことはあんまりないですもんね。いただきます。

O,はい。

T,他には何か

O,別にそんなにはないですね(笑

寝る前に考えたぐらいなんでですね(笑

良いなと思うのはそういうのですね。

T,連絡のこと、アンケート、色のこと、パソコンのこと。結局、お客さんの要望と、、、

O,そうですね。

T,それをまあ理解しよう、共有化しようっていうことですよね。

O,はい、そうですね。

T,ズレが出たりして、お互い何もないのに、ちょっとそこがかみ合わんだけで、

後でお互い、ね。

O,そうですね。

T,結果、満足度につながる。

O,そうですね。それが一番ですね。

T,やっぱり一緒ですね。

O,笑

T,満足度高いお客さんを作って、お互いでお客さん紹介し合えればいいですね。

T,O、よろしくお願いします。

 

T,そろそろ終わろうと思うんですが、最後に、なにかありますか?

O,余談なんですが、これ第一回なんですよね?

T,第一回ですよ。

O,それを、夜寝る前に考えてたんですけど、第一回に呼んでもらって光栄です。

T,(

O,(

栄えある第一回。記念すべき第一回、僕なんかでいいんかなと。

T,大丈夫です!僕ブログやってるんですが、それにも書いたことあるんですよ。

信用してるんです。

O,ありがとうございます!

T,では終わろうと思います。今日はわざわざありがとうございました。

O,ありがとうございました!

 DSC_3695

一般建築塗装及び吹付工事一式 

岡山塗装 

岡山 秀一

 

751-0849

山口県下関市綾羅木本町8丁目15-29

Tel Fax 083-253-9508 

 

山口市のお客さんに塗装を頼まれてご紹介したのがきっかけでお付き合いしています。

今後も一緒に仕事をしていきたいと心から思える、力強い、仲間です。



ただいま作成中のエナジー通信11月号、インタビューは
メットライフアリコの溝部さんです。お楽しみに!

エナジー通信 岡山さんインタビュー その2

 DSC_3607DSC_3673

T,こういう仕事って、クレームって絶対あると思うんですが。

O,そうですね、ないに越したことはないんですが(笑

T,今までどんなのがありますか?

O,やっぱり外回りが多いんで、戸建のですね。

家庭菜園みたいなのをされてる家は、そこを通らないといけない場合とかがあるんですけど、自分は気をつけますが、いろんな業者さんがはいるんでですね、で荷物を持っていくんで、そこを踏んでくれるな、みたいな。

まあ後から言われるんですけど。まあもう謝るしかないんですけど。どうしようもないんで(笑

肥料代をお渡ししますってお話もしたんですけど、そういう訳じゃないとおっしゃって。

とにかく気をつけてやってくれと。

T,そうでしょうね。

O、まあその、足場を組むっていうこと自体も、自分たちは毎日やってるんで分かるんですけど、(お客さんからしたら)どんな感じになるっていう(イメージ)のがまず湧かないと思うんですよね。どこに足を立てないといけないとかあるんでですね。

T、そうですよね。

O、そういった場合は、まあ結局後からになっちゃうんですけど、謝るしかないんですけど(笑

それで、次は絶対気をつけます。覚えてますから、と。

T,いつも気をつけていることありますか?まず今、謝る、と言われたんですが。

O,はい、そうですね、どうしようもない場合以外は、まあ出来る範囲ではやります。

どうしようもない場合は・・・もう謝るっていう感じですかね。やっぱり(笑

T,謝るですね(笑

O,謝るぐらいしか(笑

後はまあ、そうですね、それでも勘弁ならんていうんであれば・・・どうするんでしょうね?(笑

そういうことは今までないんで分からんですけど(笑

T,僕たちクレームの時はまず聞くようにしてるんですが。

O,そうですね。それで最後に、どうしたらいいですかっていうのを聞きます。

出来ないことはできないと言わないとですね。難しいところなんですけどね。

 

T,今までで一番大変だった仕事ってありますか?

O,一番大変だった仕事ですか、そうですね、どれも大変だったんですが、まあ、昔の話なんですが、足場代がもったいないっていうので、足場を組まずに屋根を塗るとか(笑

今はやっちゃいけないですが(笑

T、凄いですね(笑

O,とか、あとは、一人で広島に出張とか。一人で一軒塗って帰ってくる。

T、凄いですね!(笑

それはなんでそうなったんですか?

O、知り合いの知り合いみたいな感じで。広島の方に住んでて、まあ安くやってくれと、言う話で。じゃあ一人で行くしかないかと。一人で2週間ぐらいいましたね。

T、人件費を抑えるっていう?

O,そうですね。出来るんであれば一人で行った方が。

T,結果的に日にちは長くなりますよね。

O,日にちは長くなるけど、まあ人件費さえ出れば良いかなと(笑

T,そこは付き合いもありますもんね。

O,そうですね。

 

T、一番やってしまった失敗ってあります?

O、ペンキ屋さんで言えばやっぱり材料をこぼす、ですね(笑

T,(笑

O,絶対、長くしている人でも一回はあると思うんですけどね。

材料をこぼすっていうのと、あとは、う~ん、そうですね、材料をこぼすっていうのがやっぱり一番大きいですかね。

T,ちなみにどこにこぼしたんですか?

O,瓦です。

T,瓦ですか。

O,まあその替えが有ったんで拭き替えさしてもらったんですけど。ない場合は、また困るんですけど。

T,あれって落ちないんですか?

O,落ちる瓦と落ちない瓦が、瓦によって。かなり手間がかかりますね、凹凸なんで。

T、そうですね。

O,まあ替えを頼んだ方が、

T,早い?

O,結局拭いても、まあ、ぱっと目そこだけが、拭いた後、みたいに。

T,綺麗になりますね(笑

O、(笑

 

T、一番いろんな意味で思い出深い現場ってありますか?

O、そうですね。その広島の現場と・・・広島の現場は結構思い出深いです。かなりの大きさだったんですよね。建坪で60坪ぐらい。

T、おお~、凄いですね。

O,もっとあったかもしれないんですけど。

T,それ一人で塗ったんですよね?

O,はい、一人で(笑

思い出深いです(笑  他にもいろいろあるんですけど、あ~!N邸が(笑

T、あ~、うちの嫁さんのとこですね(笑

O,はい、思い出深いです(笑

T、天気も悪かったし(笑

O、やっぱあの、変わった形の家っていうのが思い出深くなりますね。

個人的には。その仕事の内容に関して変わった家の方が思い出深くなります。

ハウスメーカーさんみたいに同じような感じの家は、まあ結構何件もあるんでですね。

奇抜な色を使っての家も思い出深いですね。

T,そうでしょうね。

お客さんのそれは好みなんですけど。

凄いなって思ったりします。

T,個性出ますよね。全然変わるんですけど、太陽光絡みで今まで何件位されてますか?

O,そうですね、もう10件以上はしてると思いますね。

まあ、屋根が多いですね。

T,元々もそうでしたよね。Kさんところが最初で、別のK様邸、N邸、、、

 

 

T,今お仕事何年くらいされてるんでしたかね。

O,14年くらいなりますね。

T,元々はペンキ屋さんじゃなかったですよね。家業だったっていうのは関係あるんですか?

O,高校の夏休みとかにバイトで出たりしてたんですけど

その当時はまったくその気はなかったんですけど。

ただバイト代を貰うのに家のにでてたんですけど。まあそれで高校でて就職して・・・それでそこを・・・まあ・・・すぐやめて(笑

何しようかっていう時に一番手っ取り早かったのが

まあ今までバイトしたことが有る家業ですかね。

その段階ではまだやる気はなかったんですけど

とりあえずバイトで。で入ったら

そこの会社がなかなか、仕事も人間性もよかったんですよね、

そこの親方っていうか。

でまあ、こういうことなんだなっと思って。こういう風にせんといけんのやなって。

それがきっかけですかね。うん、ですね。

T,その方はどういう方だったんですか?

O,若かったです。28位で独立されてですね。でまあ2、3人連れちょっちゃったと思うんですけど

大きいところに入りよったんですよね、ゼネコンとかマンションとか。

昔の職人タイプでしたね。言葉は悪いし、態度も悪いんですけど、仕事と人情に厚いっていうか、そんな感じですね。その人はそんな感じやったです。

T,こうしないといけんって感じたのは?

O,親父もそういう形でやってきたんだなっていうのは感じましたね。

で、とにかくまあここで、今、塗装屋さんで修行?じゃないけどして、帰るのが一番(

丸く収まるっていうか(笑

だから今でもやっぱり、あれは有りますね

そのやり方がまあ染み付いていて、親父のやり方とは違いますね。

T,似てる部分はお父さんとも似てる部分があるっていわれたじゃないですか。

逆にお父さんと違う部分っていうのは?

O,そうですね、うちの親父は昔の職人タイプじゃないんですよね。

その、年なんですけど、あの、物言いも柔らかいし。

あんまり多くを言わんって言うか。

それも昔の職人って言うんかもしれませんけど

黙って黙々とやるって感じですね。

だから、そうですね、同じような所って言うのは

その、人情味では二人ともあると思います。自分の親父もですね。

そういうところは似てると思いますね。

従業員に飯を食わせるとかは、はい。

そうですね、若い子の食わせるとかは良く似たところが有りますね。

 


エナジー通信 

こんにちは。9月、10月のエナジー通信でご紹介した岡山さんのインタビューが好評でしたので、掲載しきれなかった部分含めてアップしました。
とっても長いのでお時間ある時読んでいただけたら嬉しいです。DSC_3647




エナジー通信、岡山さんインタビュー

平成23年8月21日 山口営業所にて。

 

津田(T)今日はよろしくお願いします。

エボリューシュンでお世話になっています岡山塗装の岡山さんです。

 

新規開拓はどうされてるんですか?

岡山さん(O)基本的には紹介になりますね。自分でまわる事はないです。

T、紹介を貰えるような、普段仕事で何か気をつけていることありますか?

O,いっぱいありますけど、そうですね、お客さんと話す内容としては

嘘をつかない、知ったかぶりをしない、ですかね。分からないことは分からない、というのが一番気をつけることですね。

 

T,紹介につながるような何か働きかけとかってあてますか?

O、まあそうですね、特にこれと言ってないんですけど、自分でも気づいてないのかもしれないですけど、まあそうですね、一生懸命やったら良く言ってくれるんで、それが一番の、まあなんていうんですかね、その、まあ働きかけになるんですかね。

T、じゃあ紹介してください、みたいなことは言わないんですか?

O、あまり言わないですね。もしそういうお客様がおられたらお願いしますっていうぐらいで。僕はあまり、、、まあ難しいところなんですけど。

T,(塗装は)何年周期位のお客さんが多いですか?

O,長くて10年くらいです。まあお客さんから連絡が有る事が結構多いんですけど、「またしてくれ」って。

あとは近く通った時とか、津田さん達も一緒だと思うんですけど、寄らせてもらって。「どうですか」と。しませんかとは言いませんけど。

T、どうですか、って具体的に言いうと?

O、家のことも含めて、全部を含めてです。体調も含めて、家のことも含めて全部。といった感じですかね。

T,困ったことないですか?という感じですか?

O,そうですね。

T,そろそろ塗装どうですかっていう感じではないんですよね?

O、それもまあ、あったりなかったり(笑

難しいとこなんですけどね。お客さんにもよりますね。

あとは一年以内には一回は絶対のぞくようにしてます。完工してから。

それと、ここ3~4年くらいは写真を撮って渡すようにしてます。施工前と施工後のですね。

T、以前はしていなかったんですね。

O,そうですね。昔はしてないですね。

T,やり始めようと思ったのはなぜですか?

O,まあそれこそ自分の宣伝になるんでですね。お客さんの友達が来たときに、前と比べて、それで、うちもしてもらおうかっていう話があれば、それが一番最初の開拓の仕方ですかね。

T,お客さんの反応どうですか?

O,物凄い喜ばれますね。写真を持っていったら。前の状態を覚えていない人が多いんですよね。結局。

T,そういうのって他の塗装屋さんってされてるんです?

O、大きいところはしてると思います。かなり大きいところは。営業さんがいるようなところですね。あとハウスメーカーはしてると思います。

T,写真撮って渡そうと思った最初のヒントみたいなのはありますか?

O、ん~、まあその、喜んでもらおうっていうのが一番です。で、次また頼んでもらえるっていうのにつながるんですよね。それで僕の宣伝にもなるんで。今日も持ってきてるんですけど(写真が入ったファイルを取り出し)

あと、塗りかえる時のヒントにもなるんでですね。

(めくりながら)僕ん家も入ってるんですけど、去年、自分で塗ったんですよ。自分ちを(笑

T,お得ですね(笑

O,これなんか津田さんの現場ですよ。させてもらった。

T、Kさんのところですかね?

O,そうです。

T、暑かったですよね~

O、ちょうど一年になりますかね。

T、お客さんこういうの見たら安心してでしょうね。

O,そうですね。やっぱりあの、屋根とか特にお客さん自分で見れないんで、確認にもなりますね。

渡す時は。出来上がり前と、後と、中間も渡す時は渡します。下地処理とかですね。

 

T,全部自分で撮って自分で現像して?

O,はい、結構手間かかるんですよね(笑。

 

T,これは前に宣伝用にと貰ったのと一緒です?

O、はい、説明させてもらいたかったのがですね、(ファイルをさして)

これが一番最初の何もしていない状態で①、次が洗浄してさび止めの途中②、次が仕上げで③、最後太陽光を付けた状態です④。

    、②、③、④で順番にという感じで、これが有れば津田さん達も営業しやすいかなと。

T,分かりやすい方が良いですよね。

でも、やろうと思った時って、最初腰重くなかったですか?

やったらいいんだろうな~ってみんな思ってて、でもやってない人多いでしょう?

O,いますね。

あと結構あれなんですよ、忘れたりして、カメラを(笑、 持ってくるのを。

やってしまったらもう撮れないからですね、わざわざ家に取りに戻ったりするんですけど。

T,最初、一件目にお渡したお客さんの反応どうでしたか?

O,良かったですね!やっぱり。

T、だから続いてるのもあるでしょうね。

O、そうですね。お金自体はそんなにかからないんでですね。

労力っていうか時間は結構かかるんですけど。

屋根一面に何十枚も撮るじゃないですか、

その中で一番いいのを探して、

それと全く同じの撮らないといけない(笑

T,そうですよね(笑

その辺が大変ですよね。もう何件くらい渡してるんですか?

O,そうですね、今年だけで6件位渡してますかね。

T,やっぱり軒並み反応良いでしょうね?

O、そうですね、はい。その後また遊びに来てくれって連絡あって、その時に自分が渡した写真を出してきて「すごいですね~」って話されるんで(笑

反応は抜群にいいです。

T、反応が有ったら続きますよね(笑

O,そうですね(笑

T,費用じゃなくて手間なんですよね

O,はい、それだけですね。


津田通信6号できました。

こんにちは。だいぶ暖かくなってきましたね。

今月も遅くなりましたが津田通信3月号出来ました。

御縁をいただいた方に毎月お届けしています。

おかげさまで当初の2倍になって嬉しい悲鳴を漏らしそうです。

BlogPaint
マイクロソフトのワードで作成して、印刷。

折ったところです。




通信6 3
封入して、宛名を印刷、切手も貼って完成。





通信6号


丸一日かかっちゃいました。


このブログ以上に個人的な内容ですが、

読んでいただけたら嬉しいです。




完全手作りですので、たまに宛名や切手がナナメになっていることが

ありますが許してくださいね。

切手の貼り忘れだけはないようにいたしますので、、、m(__)m


来月号こそは早めにだすぞ~!



って毎回思ってます、、、。


それではまた。寒暖差が激しいので風邪にはご注意ください♪






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